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【News Release】富士通ゼネラル:米国ニューヨーク州で実証実験を開始

2021/4/19 18:00

【News Release】富士通ゼネラル:米国ニューヨーク州で実証実験を開始

2021/4/19 18:00

発表日:2021年4月19日
発表者:富士通ゼネラル
表 題:米国ニューヨーク州で実証実験を開始

 当社は、ニューヨーク州エネルギー開発研究機構(NYSERDA(注1))が主催する「 Next Generation HVAC Innovation Challenges(注2)」に参画し、州内の公共施設等に当社製VRF(ビル用マルチエアコン)を活用した空調システムを設置して、ヒートポンプ技術の省エネ性を実証する実験を5月1日より順次開始予定です。

【実証実験の目的】

 現在の米国は、全館空調方式による冷房とガスファーネスによる暖房の組み合わせが主流です。ニューヨーク州が掲げる2050年カーボンニュートラル実現という目標に向け、空調システムの稼働データと現状を比較することで省エネ性を実証し、カーボンニュートラルに向けた取り組みを加速することが期待されます。

【ヒートポンプ技術とは】

 ヒートポンプは、空気中の熱を集めて必要な場所に移動させる技術です。暖房運転の場合、屋外の空気中の熱を集め、屋内に移動させることで部屋を暖めます。ヒートポンプはすでに空気中にある熱を利用し、冷凍サイクルによって、より大きなエネルギーにして冷暖房を行うため、省エネ性が高く、温室効果ガスの排出量を削減します。

【当社の取り組み】

 当社は、持続可能な社会実現への貢献を事業の中核に据える「サステナブル経営(注3)」を推進しています。地球温暖化対策に向けてインバーター技術による省エネ性のさらなる向上を追求するとともに、ヒートポンプ技術により"世界の暖房文化を変える"ことを使命として取り組んでいます。本実証実験により、米国におけるヒートポンプ機器への置き換えが促進され、温室効果ガスの排出量削減に貢献することを見込んでいます。

注1:New York State Energy Research and Development Authority
環境負荷の低減と住民への安定したエネルギー供給を目的とし、ニューヨーク州における省エネ性の向上や再生エネルギーの活用推進などに取り組む機構。1975年設立
注2:新空調技術開発支援プログラム
注3:富士通ゼネラルは、持続可能な社会の実現への貢献を通じて、事業を拡大させることを改めて成長戦略の中核に据え、「地球との共存」「社会への貢献」「社員との共感」を3つの柱とする「サステナブル経営」を推進しています

〔公式ページ〕
富士通ゼネラル:米国ニューヨーク州で実証実験を開始

※掲載テキストは発表情報の全文または一部抜粋です。元となるプレスリリースは発表元による発表当時のものであり、最新情報とは異なる場合があります。※詳細情報は公式ページをご参照ください