発表日:2021年4月5日
発表者:経済産業省
表 題:世界初!漫画でAI・IoTの審査基準を解説します
特許庁は、社会的関心の高いAI・IoT関連技術を題材として、特許の審査基準の基本的な考え方を漫画化した「漫画審査基準~AI・IoT編~」を公開します。特許の専門家以外の多くの方にも、特許の審査基準を知っていただき、特許審査に興味関心を持っていただくことを目指します。
▷漫画審査基準~AI・IoT編~(特許庁サイト)
1.漫画審査基準~AI・IoT編~の概要
世界に先駆けてAI・IoTの審査基準や審査事例を公表してきた特許庁ですが、この度、世界初となる漫画審査基準~AI・IoT編~を公開しました。専門性の高い特許の審査基準ですが、漫画として公開することで、特許の専門家で無い方にも特許審査に関心を持っていただくことを狙いとしています。
〔漫画審査基準~AI・IoT編~の特徴〕
●中小、ベンチャー、大学等の関係者に親しみを持っていただきやすいよう、ベンチャー企業の社長とその従業員を主人公としています。
●AI・IoT関連技術の特徴的な判断部分だけでなく、どの技術分野でも共通するような特許審査の基本的な考え方も解説しています。そのため、特許審査の基本的考え方になじみのない方や、AI・IoT以外の技術分野に興味をお持ちの方も、漫画を通じて特許審査の基本的な考え方を学んでいただけます。
●特許庁の審査基準室の職員が自ら漫画を作成しています。
2.背景
特許庁は、AI・IoT関連技術に対する社会的関心の高まりを受け、2016年9月及び2017年3月にIoT関連技術の審査事例を、2019年1月には、AI関連技術の審査事例を公開しています。
知的財産推進計画2019にて上記の審査事例について普及を図ることとされ、特許庁は、既に多くのセミナー、国際会議等でこれらの審査事例を紹介してきました。2020年には、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けて対面でのセミナーの開催が困難となるなか、IP ePlatのコンテンツとして審査事例の普及を継続してきました。
一方で、AI・IoT関連技術の審査事例は、これらの技術分野特有の判断をしたものに焦点をあてて紹介しています。そのため、どの技術分野でも共通するような特許審査の基本的考え方になじみのない方には、理解が難しい面がありました。
そこで、今回「漫画審査基準~AI・IoT編~」を公開し、一般・専門家の方問わず、多くの方にAI・IoTについての特許審査の基本的な考え方を理解していただき、関心を高めていただくことを目指しています。
〔公式ページ〕
▷経済産業省:世界初!漫画でAI・IoTの審査基準を解説します
※掲載テキストは発表情報の全文または一部抜粋です。元となるプレスリリースは発表元による発表当時のものであり、最新情報とは異なる場合があります。※詳細情報は公式ページをご参照ください
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