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【News Release】和上ホールディングス:太陽光発電投資の不安や不満、太陽光発電所を所有するリスクとは?

2021/11/29 18:00

【News Release】和上ホールディングス:太陽光発電投資の不安や不満、太陽光発電所を所有するリスクとは?

2021/11/29 18:00

発表日:11月29日
発表元:和上ホールディングス
表 題:太陽光発電投資の不安や不満、太陽光発電所を所有するリスクとは?

 株式会社和上ホールディングス(本社所在地:大阪府大阪市、代表取締役:石橋 大右)は、現在、太陽光発電投資を行っている方を対象に、「太陽光発電投資に対する不安や不満」に関する調査を実施しました。
 稼働開始後の太陽光発電所の売電権利の譲渡、売却、購入を行う「太陽光発電のセカンダリー市場」が今注目されている、という話を聞いたことはないでしょうか。

 太陽光発電所の建設には多額の費用が必要ですが、中古ならば新規で建設するよりも費用を抑えることができるうえ、すぐに稼働することができます。
過去の発電実績があれば収支が予想しやすいといったメリットもあり、中古の太陽光発電所は買い手に売り手が追いつかない“売り手市場”になっているそうです。

 では、既に太陽光発電所を所有している方は、その現状に対してどのように感じているのでしょうか。
 国が再生可能エネルギーを買い取ってくれることは広く知られていますが、2020年から低圧太陽光発電の全量買取制度は余剰電力買取に変更されました。
 固定価格買取制度(FIT制度)における売電価格も、年々下がる傾向にあるようです。
 実のところ、不安や不満を抱いている方の割合は、どのくらいなのでしょうか。
 また、今後どのように動くべきなのでしょうか。

 そこで今回、太陽光発電事業のセカンダリー市場サイト『とくとくファーム』(https://wajo-holdings.jp/farm/)を運営する株式会社和上ホールディングス(https://wajo-holdings.jp/)は、現在、太陽光発電投資を行っている方を対象に、「太陽光発電投資に対する不安や不満」に関する調査を実施しました。

太陽光発電所投資を始めたきっかけは?
 まず、太陽光発電投資を始めたきっかけについて伺っていきましょう。

■太陽光発電所投資を始めたワケとは?
・環境問題の助けにもなるし収入にもなるからです(30代/女性/公務員/千葉県)
・持続可能エネルギーに興味があり、少額から投資できたので(40代/男性/会社員/東京都)
・節税制度が利用できるから。固定価格買収制度によりローリスクだから(40代/男性/会社員/東京都)
・当時年利が10%前後と好条件で、国が買い取ってくれる点でも安心でした(40代/男性/会社員/新潟県)
・家を購入した時に導入したのがきっかけ。オール電化と合わせてメリットも大きかったです(40代/男性/会社員/埼玉県)
・やはり売電収入の安定性でしょう(50代/男性/会社員/愛知県)
・休耕畑の土地があり、売電収入を得るために太陽光発電所を新設しました(50代/男性/会社員/岐阜県)
・知り合いの会社で事業として始めたのがきっかけです(50代/男性/経営者・役員/東京都)

 個人的な事情以外では、売電収入が安定していること、節税対策になること、ローリスクで少額から始められることなど、太陽光発電投資のメリットに期待して投資を始めた方も多いようです。

太陽光発電所投資で感じた不安や不満とは?
 メリットも多い太陽光発電投資ですが、実際に投資を始めてみて不安や不満を感じたことはあるのでしょうか?



 そこで、「現在、太陽光発電所投資をしていて不安や不満はありますか?」と質問したところ、『とても大きな不安や不満がある(22.9%)』『やや不安や不満がある(57.3%)』『不安や不満はない(19.8%)』という結果となりました。

 やや不安や不満があると回答した方も含めると、8割以上の方が「不安や不満がある」と回答しました。
では、どのようなことに不安や不満を感じたのでしょうか。

 続いて、「太陽光発電投資のどのようなことに不安や不満を感じますか?(複数回答可)」と質問したところ、『年々売電価格が下がる(50.6%)』と回答した方が最も多く、次いで『発電設備の故障・トラブル(43.5%)』『発電量が徐々に下がる(41.2%)』『FIT制度の廃止(20.4%)』『メンテナンス業者の対応(18.2%)』と続きました。

 約半数の方が「年々売電価格が下がる」ことについて不安や不満があるようです。
 また、発電設備に関連するお悩みも多いようです。
 それぞれ具体的に伺ってみました。

■こんな点に不安や不満を感じています
・年々売電収入が下がるので、そのうち無くなってしまうのではないか?という不安(40代/男性/経営者・役員/東京都)
・事業を終了した後の土地の処理をどうしたら良いか不安。農作放棄地なので買い手が付かないと思う(40代/男性/会社員/徳島県)
・当初の担当者の説明を聞いて得られるはずだった副収入の半分も得ることができない上に、設備の老朽化等でお金がかかり、逆に損をしてしまっていることが不満です(50代/男性/会社員/富山県)
・メンテナンスの費用がかかることが不満。発電量の低下を抑えるためにもメンテナンスが必要なので(60代/男性/経営者・役員/滋賀県)

 当初の話と違ってしまったこと、メンテナンスに費用がかかることが不満のようです。
 また、現在感じている不安や不満以外にも、将来についての不安や不満もあることがわかりました。

太陽光発電所を所有するリスクとは?その解消法は?
 では、太陽光発電所を所有していることについては、どのように感じているのでしょうか。



 「太陽光発電所を保有していることに対してリスクを感じますか?」と質問したところ、『とてもリスクを感じている(22.0%)』『ややリスクを感じている(58.2%)』『リスクは感じていない(19.8%)』という結果となりました。

 不安や不満だけでなく、リスクについても8割以上の方がそのように感じていることがわかりました。
 では、どのようなことにリスクを感じるのでしょうか。

 「どのようなことにリスクを感じますか?(複数回答可)」と質問したところ、『台風などの自然災害(53.5%)』と回答した方が最も多く、次いで『将来的な設備の解体・撤去費用(34.0%)』『除草作業・パネル清掃(33.0%)』『固定資産税の支払い(26.9%)』『イタズラや盗難などの被害(26.6%)』と続きました。

 自然災害の他、維持や解体・撤去費用がかかることにリスクを感じているようです。
 では、それらのリスクに対して何か良い策はあるのでしょうか。

■リスク解消のために、どうすれば良い?
・アドバイザーに相談することぐらいしか思い当たりません(40代/男性/経営者・役員/東京都)
・条件の良い売却提案があったら前向きに検討する(40代/男性/会社員/静岡県)
・資産の分散。太陽光投資はあくまで一部に抑える(40代/男性/会社員/兵庫県)
・太陽光発電についての専門的な有識者の意見や相談を受けながらリスクを解消していけば良いと思います(40代/男性/会社員/東京都)
・自然災害が相手なのでハードルが高く、現時点では良い具体案はありません(50代/男性/会社員/埼玉県)
・投資はリスク分散が必要なので、他への投資でカバーしています(50代/男性/会社員/大阪府)

 完全にリスクを解消するのは難しいようですが、他への投資に代えるなどリスク分散すると良いかもしれません。

売却もアリ?少しでも高額で売却するために必要なこととは?
 ここまでの調査で、太陽光発電所の維持管理は難しい場合もあるということがわかりました。
 中には売却を検討している方もいらっしゃるようですが、割合にするとどのくらいなのでしょうか。



 「所有している太陽光発電所の売却を考えたことはありますか?」と質問したところ、『ある(51.1%)』『ない(48.9%)』という結果となりました。

 太陽光発電所を所有している方の半数以上の方が、これまで売却を考えたことがあると回答しました。
 太陽光発電のセカンダリー市場が盛況ということもあり、売却を考える方は意外といらっしゃるのかもしれません。

 では、売却するとどのようなメリットがあるのでしょうか。

 そこで、「今売却すると、どのような良いことがあると思いますか?(上位3つ迄)」と質問したところ、『まとまった現金が手元に入る(46.1%)』と回答した方が最も多く、次いで『売却したお金で再投資などを行える(44.8%)』『災害や故障など将来のリスクを気にする必要がなくなる(42.3%)』『買い手がつきやすい(14.5%)』『好条件で売却できそう(9.9%)』と続きました。

 売却した現金で他の投資を始めてリスク分散することで、現在抱えている不安や不満を解消することができそうです。

 もし売却するのであれば、少しでも良い条件で売却したいものです。
 では、その際に必要な手続には、どのようなことがあると考えられるでしょうか。



 「好条件で売却するために必要なのは、どのようなことだと思いますか?(複数回答可)」と質問したところ、『査定をしっかり行う(40.4%)』と回答した方が最も多く、次いで『複数の業者で査定を行う(33.1%)』『買い取り業者に買い取ってもらう(27.9%)』『仲介業者に買い手を紹介してもらう(24.0%)』『大勢の買い手の目に留まるようにする(16.0%)』『売却する前に補修作業を行う(15.6%)』『メンテナンスや修理内容が書かれた整備手帳を用意する(13.1%)』『過去の売電実績の証明書類を用意する(12.1%)』『融資の返済が完了している(残り期間が短い)11.0(%)』と続きました。

 精査することや複数の業者に依頼すること、業者に買い取ってもらうといった回答が多く寄せられましたが、ここで挙げられた他の回答も可能な範囲で満たすようにすれば、より良い条件で物件を売却できそうですね。

【まとめ】太陽光発電投資でリスクを感じているなら売却も検討しよう!
 今回の調査で、太陽光発電投資を行っている方や太陽光発電所を所有している方が、今の状況についてどのように感じているのかわかりました。

 メリットが多く、まだまだ人気がある太陽光発電投資ですが、その一方で、今回調査に協力していただいた方の8割以上が、FIT制度や発電施設に対する不安や不満、リスクを感じていることが明らかになりました。
理由としては、煩わしいメンテナンス、自然災害のリスク、将来的な撤去の際の費用、太陽光発電をやめた時の土地活用などの意見が多いようです。

 そうした不安や不満、リスクを感じている場合は、物件の売却を検討してみても良さそうです。
 ただし、より良い条件で売却するためには、それなりの準備をしておくべきでしょう。
 一番重要なのは査定をしっかり行うことですが、まず信頼できる業者を選ぶことが大前提なのではないでしょうか。

〔公式ページ〕
和上ホールディングス
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