発表日:11月1日
発表元:損害保険ジャパン
表 題:太陽光パネルの再活用を促進する新サービスの開始 ~太陽光パネルのリユース・リサイクル業者の紹介~
損害保険ジャパン株式会社(代表取締役社長:西澤 敬二、以下「損保ジャパン」)およびSOMPOリスクマネジメント株式会社(代表取締役社長:桜井 淳一、以下「SOMPOリスク」)は、自然災害により被災した太陽光パネルの保険金支払い時に、リユース(再使用)・リサイクル(再資源化)できる業者を紹介し、今まで廃棄されていた太陽光パネルを再活用するための取組みを開始しました。
自然災害により被害を受けた太陽光パネルのリユース・リサイクルのサービスは損害保険業界初の取組みです。(2021年10月当社調べ)
1.サービス開発の背景と目的
2030年代には太陽光パネルの廃棄物が最大で年間約80万トン(全産業廃棄物の6%※)に達する見込みで、事業者には太陽光パネルをリユース・リサイクルさせることがSDGsの観点で求められています。
国内で製造・使用されている太陽光パネルはリユースできるにも関わらず、多くが産業廃棄として処理されています。これはリユースや流通の可能性を判断できる事業者がおらず、再販市場が広がっていないことに起因します。
損保ジャパンでは、近年多発する台風等の自然災害により、太陽光パネルが被害を受ける頻度が高まり、廃棄処理される現状に問題意識を持っていました。
このたび、損保ジャパンはSOMPOリスクが持つ専門的な知見から太陽光パネルの損傷の程度・規模に応じてリユース・リサイクルの可能性を判断し、提携している業者を紹介するサービスと、リユース・リサイクルの活用を推奨する新特約の販売を2021年10月から開始しました。
※(参考)環境省ホームページ:太陽光発電設備のリサイクル等の推進に向けたガイドライン
2.本サービスによる効果
(1)ご契約継続時における保険料への影響緩和
メガソーラー事業者を含む企業向けの火災保険料の決定要素のひとつに、お支払いした保険金があります。リユースが可能となった場合は、廃棄処理費用が削減となり、さらに業者の買取り金額によってはお支払いする保険金による火災保険料への影響が緩和され、お客さまがメリットを受けられることがあります。
(2)時代に沿った顧客体験価値の向上
脱炭素社会実現への取組みが全世界で進む中、お客さまの関心の対象が、商品・サービスの品質・利便性に加え、環境への配慮・社会課題の解決といった視点に広がりつつあります。損保ジャパンは、多くのメガソーラー事業者と保険契約を締結しており、これまで廃棄されていたものをリサイクルするという新たな選択肢を提案し、お客さまと共に社会課題の解決を目指します。
また、このサービスや新特約は太陽光パネルの廃棄処理をリユース・リサイクルに誘導するという新たなエコシステムであり、これを普及させようという取組みは、時代に沿ったものと言えます。
(3)社会・海外への貢献
リユースとなった太陽光パネルは、アフリカなど配電網が発達していない地域で使用されることも検討されており、クリーンエネルギーの普及の推進につながります。
3.今後について
損保ジャパンとSOMPOリスクは、「“安心・安全・健康のテーマパーク”により、あらゆる人が自分らしい人生を健康で豊かに楽しむことのできる社会を実現する」という「SOMPOのパーパス」の実現に向けて、循環型社会の実現に貢献します。
〔公式ページ〕
▷損害保険ジャパン:太陽光パネルの再活用を促進する新サービスの開始 ~太陽光パネルのリユース・リサイクル業者の紹介~
※掲載テキストは発表情報の全文または一部抜粋です。元となるプレスリリースは発表元による発表当時のものであり、最新情報とは異なる場合があります。※詳細情報は公式ページをご参照ください
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