発表日：10月29日
発表元：JFEエンジニアリング
表　題：前橋市六供清掃工場の余剰電力を活用した自己託送実証事業実施について

　JFEエンジニアリング株式会社（社長：大下　元、本社：東京都千代田区）と100％子会社で新電力会社のアーバンエナジー株式会社（代表取締役：原岡　恵子、本社：神奈川県横浜市）は、前橋市（市長：山本　龍）と、同市の六供清掃工場の余剰電力を活用した自己託送実証事業を協働して実施します。

　本実証事業は、六供清掃工場で発電した電力の一部を、一般送配電事業者が運営する送配電ネットワークを介して市の施設に直接供給することで、前橋市としてCO2排出量がより少ない電力の積極的な活用と電力料金の低減を目指すものです。JFEエンジニアリングは、六供清掃工場の施設運転管理を実施しており、本実証事業の運用支援を行うアーバンエナジーと連携して効果の最大化を図ります。

　実証事業は、本年12月から２施設で開始し、22年度以降も市役所本庁舎や水質浄化センターなど、大規模な施設を追加して実施する予定です。

　自己託送を活用した電力供給を行うことで、今回の対象施設のCO2排出量が全体で約65％低減される見込みです。また、電力料金も約10％低減する効果が見込まれています。

　JFEエンジニアリンググループはこれまで、再エネ発電所の開発・運営から、自社グループで発電された再エネ電力の販売、地域の脱炭素化を推進するエネルギーの地産地消事業等、積極的に再エネの推進に貢献する取組を実施しています。これからも様々な取り組みを通じて、脱炭素化に貢献してまいります。

六供清掃工場 概要
所在地　　前橋市六供町1536番地
敷地面積　約16,800平方メートル
焼却能力　1日あたり405トン（1炉あたり135トン×3炉）
発電能力　2,400キロワット

〔公式ページ〕
▷JFEエンジニアリング：前橋市六供清掃工場の余剰電力を活用した自己託送実証事業実施について
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