発表日:10月22日
発表元:双日、大阪ガス、Looop
表 題:ベトナムにおける屋根置き太陽光発電事業への参画について
双日株式会社(以下「双日」)および大阪ガス株式会社(以下「大阪ガス」)の共同出資会社*1であるSojitz Osaka Gas Energy Company Ltd.(以下「SOGEC」)と、株式会社Looop(以下「Looop」)は、10月21日に合弁会社SOL Energy Company Limited(以下「SOL Energy」)を設立しました。今後、ベトナム社会主義共和国(以下「ベトナム」)において産業用・商業用のお客さま向けに屋根置き太陽光発電事業を行います。
なお、本事業には環境省の「令和3年度二国間クレジット制度資金支援事業のうち設備補助事業*2」も活用*3(以下「本プロジェクト」)する予定であり、本プロジェクトはベトナム政府と日本政府の協力の下で実施されます。
SOL Energyは、双日が運営するベトナム南部ドンナイ省のロンドウック工業団地において、お客さまの屋根に1万kWを超える太陽光発電設備を設置する予定です。導入によるCO2の年間削減量は、同工業団地全体で約5,800tCO2*4を想定しています。発電した電力は長期間にわたりお客さまに供給するとともに、余剰電力は同工業団地の運営会社に供給することで、同工業団地における再生可能エネルギー(以下「再エネ」)電力の活用および、同工業団地の脱炭素化に貢献します。
また、ロンドウック工業団地外にも取り組みを拡大する予定です。
ベトナムは2020年7月に2030年までの二国間クレジット制度を含む国際支援を加えた温室効果ガス削減目標を27%*5に上方修正しました。双日、Daigasグループ、SOGEC、Looopは、屋根置き太陽光発電事業による再エネ電力の普及を積極的に進めることで、ベトナムの持続的成長と低炭素社会の実現に貢献してまいります。
*1:双日グループが51%、大阪ガス100%子会社のOsaka Gas Singapore Pte. Ltd.が49%出資
*2:「二国間クレジット制度(JCM: Joint Crediting Mechanism)資金支援事業のうち設備補助事業」
優れた脱炭素技術等を活用し、途上国等における温室効果ガス排出量を削減する事業を実施し、測定・報告・検証(MRV)を行う事業。途上国等における温室効果ガスの削減とともに、JCMを通じて日本及びパートナー国の温室効果ガスの排出削減目標の達成に資することを目的とする。優れた脱炭素技術等の初期投資費用の2分の1を上限として補助を行う。
*3:ロンドウック工業団地での屋根置き太陽光発電設備(9,800kW分)の導入にあたり、大阪ガスを代表事業者とし、環境省「令和3年度 二国間クレジット制度資金支援事業のうち設備補助事業」の採択決定を、2021年9月27日に受けている。なお、事業名は 「工業団地への9.8MW 屋根置き太陽光発電システムの導入」。
*4:環境省「令和3年度 二国間クレジット制度資金支援事業のうち設備補助事業」による想定温室効果ガス排出削減量は4,254tCO2/年。
*5:2014年と比較した温室効果ガスの削減目標
新会社(SOL Energy)の概要
会社名 SOL Energy Company Limited (ソルエナジー)
設立 2021年10月
所在地 ベトナム社会主義共和国 ドンナイ省
代表者 青山 芳朗
出資構成 SOGEC 70%、Looop 30%
事業内容 ベトナムにおける屋根置き太陽光発電事業
〔公式ページ〕
▷双日、大阪ガス、Looop:ベトナムにおける屋根置き太陽光発電事業への参画について
※掲載テキストは発表情報の全文または一部抜粋です。元となるプレスリリースは発表元による発表当時のものであり、最新情報とは異なる場合があります。※詳細情報は公式ページをご参照ください
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