発表日:10月13日
発表元:インテック
表 題:インテックと愛媛CATV、スマートシティ分野で協業開始 ~ローカル5G等を活用したIoTプラットフォームサービスを愛媛県の自治体に展開し、地域のDXを実現~
TISインテックグループの株式会社インテック(本社:富山県富山市、代表取締役社長:北岡隆之、以下インテック)と株式会社愛媛CATV(本社:愛媛県松山市、代表取締役社長:宮内隆、以下愛媛CATV)は、ローカル5G※1をはじめとしたワイヤレスネットワークやIoT等の技術を活用したスマートシティ分野における協業を開始したことを発表します。
本協業において、インテックと愛媛CATVは、以下の取り組みを行います。
・愛媛県内や四国の自治体等に向けた、スマートシティ分野のプロモーションや提案活動
・愛媛県内における防災や産業振興、スマートファクトリー等といった領域の実証実験
・愛媛CATVのローカル5G等のネットワークとインテックの自治体向けIoTプラットフォーム※2を活用した、共同でのソリューション開発
※1 ローカル5G: 企業や自治体が5Gによるプライベートネットワークを構築して利用できる通信環境。無線通信回線として利用可能で、運用するには無線局免許の取得が必要。
※2 自治体向けIoTプラットフォーム:社会・公共分野で業種を超えてデータの共有・活用を実現するデータ共有基盤の「FIWARE」を利用して、各自治体が抱えるさまざまな課題を解決するためにセンサー情報を収集・分析・可視化するインテックが開発したIoTプラットフォーム。
■背景
2021年3月、政府は「第6期科学技術・イノベーション基本計画」等を閣議決定し、Society5.0※3の社会実装、官民一体となってスマートシティを実現する取り組みを加速しています。愛媛県においても、 安心・安全な街づくりや少子高齢化等さまざまな社会課題をデジタル技術によって解決するスマートシティ化やICTの活用が期待されています。
インテックは、富山県内を中心に複数の自治体においてIoTプラットフォームの実証を行い、スマートシティ分野の実績を積み重ねています。また、ローカル5G やLPWA等のマルチワイヤレス技術を活用した「ワイヤレスDX」ソリューションを展開し、地域を活性化させる試みを進めています。
愛媛CATVは、ケーブルTV業界でもローカル5Gの先駆者であり、愛媛県においてICTを活用した地域のDXを推進しており、ネットワーク基盤を提供しながら地域コミュニケーションの発展に寄与しています。
今回、地域に根差した事業基盤を持ち、ICT業界団体等で接点を保有していた両社が、それぞれの強みを相互に補完しながら、愛媛CATVの地盤である愛媛県内の地域DXと経済の発展に貢献することを目指します。
※3 Society5.0:サイバー(仮想)空間とフィジカル(現実)空間を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会。
■今後の展開
インテックと愛媛CATVは、ワイヤレスネットワークやIoT等の技術を活用した地域課題の解決に向けたPoCの実施や、地方自治体に向けてデジタル変革の重要性を説く勉強会等を開催し、スマートシティをはじめとした地域DXの実現を目指します。
愛媛CATVは、通信インフラとコンテンツの両方の知見を活かし、ローカル5GやIoT等の技術活用を進め、地域のDXの担い手として地域活性化に貢献することを目指します。
インテックは、マルチワイヤレス技術を活用した「ワイヤレスDX」ソリューションの展開をはじめ、技術やユースケースの蓄積を図り、愛媛県内の自治体のDX化とともに、全国の地域・自治体のDX化にも貢献することを目指します。
※ 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
※ 記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。
〔公式ページ〕
▷インテック:インテックと愛媛CATV、スマートシティ分野で協業開始 ~ローカル5G等を活用したIoTプラットフォームサービスを愛媛県の自治体に展開し、地域のDXを実現~
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