発表日:10月6日
発表元:innovator
表 題:ビルの窓を太陽電池に変える! 「複合機能内窓システム」に関する特許を取得 ~窓の高機能化・次世代太陽電池の実装を促進~
新商品・新規事業開発コンサルタントのinnovator(読み方:イノベーター/本社:東京都西東京市/代表:若生伊知郎)は、2021 年8月11 日(水)、窓スペースの太陽電池化と高機能化を実現する「複合機能内窓システム」に関する特許を取得しました。 【特許概要】 特許番号:第6928701 号 発明の名称:複合機能内窓システム 特許取得日:2021 年8 月11 日 ※PR 動画では「わくわくフレーム」と称しています。
この特許は、太陽電池や省エネフィルムなどの機能性フィルムやパネルを、一つの「スマートフレーム」に統合、窓の内側に取付けるだけで、発電、省エネ、防音、ビジュアルスクリーンなど、ビルの窓スペースを複合機能にバリューアップする技術発想です。
【特許取得の背景】
① 窓には換気・採光・眺望・避難口の機能があるが、ビルの窓は開閉しないことから、眺望・採光が主な機能となる。
② 眺望は物件価値を高める要素であるが、東西南北全方向の眺望が良い窓はなく、またオフィスワーカーは日常的な関心を持っていない。
③ 建物熱エネルギの損失は窓から発生する。ガラス、サッシ、ブラインド、フィルムなど窓スペースに関連する商品開発の発想は「省エネ」だけである。
④ 窓の省エネ対策にウィンドフィルムがある。ウィンドフィルムは経年劣化に伴う張り替え時、ガラス損傷が発生し交換にいたることがある。
⑤ 「透明」「薄型」な次世代型太陽電池の開発が進んでいる。ビルの窓への適用も視野にあるが既存ビルのガラス交換は困難であり、ガラス損傷リスクから「貼る」のも困難である。また、太陽電池は半導体製品なので寿命による更新の簡便さが問われる。
以上の背景から、窓のスペースに省エネ+αの機能を安全に簡単に付与できる方法の必要性を感じ、新技術の社会実装を促進に貢献したい思いから特許を取得いたしました。
【太陽光発電をめぐる情勢と今後の展望】
日本政府は、「2050 年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」を策定、太陽光発電と建物エネルギマネジメントは成長が期待できる分野としている一方、国内では太陽光発電適地不足が明らかであり、建物を活用に期待が集まっています。
また米国は9 月、電力供給の50%近くを太陽光発電で賄う方針を明らかにしました。
新技術開発も活発で、この9 月リコーと東芝は、高効率な次世代型の薄型太陽電池を、透明ガラスの太陽電池は、NTT アドバンステクノロジが販売を開始、ENEOS ホールディングスと日本板硝子のグループは実証実験を開始したと発表をしています。
このような情勢からinnovator は、本特許「複合機能内窓システム」の共同利用やライセンス提供などを通じ、新技術の社会実装促進に貢献したいと考えております。
〔公式ページ〕
▷innovator:【特許】ビルの窓で太陽発電!太陽電池内窓「わくわくフレーム」ができること! わくわくフレーム紹介
※掲載テキストは発表情報の全文または一部抜粋です。元となるプレスリリースは発表元による発表当時のものであり、最新情報とは異なる場合があります。※詳細情報は公式ページをご参照ください
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