発表日：9月28日
発表元：森未来
表　題：建築家や工務店が日本全国7000件以上の木材データを確認、プロに相談できる木材プラットフォームeTREE（イーツリー）を10月8日「木の日」に正式リリース！

　eTREEを手掛ける株式会社森未来（本社東京都港区／代表取締役：浅野純平）は、プロの建築家や工務店が、即時、木材の検索・見積ができる木材プラットフォームeTREEを10月8日に正式リリースします。

　木材プラットフォームeTREEは、建築家や工務店が約7000点の木材情報の中から目的や用途に合った木材の検索ができ、デザインなどによって最適な木材の相談もできるプラットフォームです。

　これまで木材を使いたい場合は、一社一社個別に材木店に見積を依頼し、取得しなければなりませんでした。また、カタログがないことも多く、サンプルを取得するのにも非常に手間がかかっていましたが、このプラットフォームを活用することでその煩わしさが大幅に軽減されます。
木材提供側となる材木店や林業を営む企業は、これまでは地元の木材市場にセリに出すしかありませんでしたが、eTREEを通し、全国の建築家や工務店にダイレクトに販売が可能になります。
　この両者をマッチングするプラットフォームはこれまでにない、新たな取り組みとなります。

　すでに先行して使っていただいている建築家からは「全国の木材が感覚的に探す事ができ、提案の幅が広がった」「これまでブラックボックスだった木材価格が一覧で比較でき、予算組みが円滑に進むようになった」などの声が寄せられております。
このプラットフォームを活用することで、国産材の自給率37.8%（令和2年度）の上昇に寄与するとともに、収益を林業や森の育成などに還元し、より良い木材の生産やCO2排出削減に貢献してまいります。

□eTREEとは
・建築家・デザイナーなどを対象とした木材データベースです
・7000件以上の国内外木材データを、いつでも検索できます
・原産地情報、森林認証など他にはない木材情報も提供します


□eTREE開発の背景
　森未来は「Sustainable Forest」をミッションとする、スタートアップ企業です。

　日本は国土の約7割が森林に覆われておりますが、自給率は37.8%（令和2年度）となっており、徐々に上昇しているとはいえ、今も多くを海外からの輸入に頼っております。

　豊富にある国産材森林資源を持続可能な形で活用することが望まれておりますが、国産材の普及は期待したようには進んでおりません。

　課題の一つは、これまでの木材流通にあります。複雑かつ不透明なため、最終需要家にとって、いわゆるQCD（品質、価格、物流）が大変分かりにくい構造となっています。

　昨今では、SDGsの高まりもあり、二酸化炭素吸収源である森林や木材は注目されつつありますが、このような背景から木材、特に国産材需要の拡大は今一つの状況です。

　eTREEでは、日本全国の木材産地から木材のQCD情報を収集、データ化し、透明性が高く分かりやすいプラットフォームをつくりました。このことにより、国産材の流通を増やし、その収益が川上へ還元される新たな流通を目指します。

□eTREEの特徴
①日本全国の木材価格が一目でわかる
　これまでは案件ごとに個別に材木店に問い合わせをする必要がありましたが、eTREEの検索システムを使うことで、約7000点の木材情報から24時間365日見積を算出することができるようになります。

②提案資料作成が簡易化
　国産材メーカーでカタログを持っている会社は少なく、施主に商品を提案する時には、別途提案資料をつくる必要がありました。eTREEの「Myリスト」機能を使えば、ワンクリックで提案資料が作成することができます。

③木材のプロに相談できる
　設計やデザインをする際に、どのような樹種が入手できるのか、また、どのような樹種が適しているのかなどがわかりませんでした。eTREEのチャットコンサル機能を使えば気軽に相談が可能になります。例えば、「お勧めの木材を３パターン提案してください」などのご質問にもお答えできます。

〔公式ページ〕
▷森未来：建築家や工務店が日本全国7000件以上の木材データを確認、プロに相談できる木材プラットフォームeTREE（イーツリー）を10月8日「木の日」に正式リリース！
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