News Release

【News Release】エナーバンク:日本初!神奈川県と連携し法人向け再エネ共同オークションを開始

2021/9/1 15:00

【News Release】エナーバンク:日本初!神奈川県と連携し法人向け再エネ共同オークションを開始

2021/9/1 15:00

発表日:9月1日
発表元:エナーバンク
表 題:日本初!神奈川県と連携し法人向け再エネ共同オークションを開始

 株式会社エナーバンク(代表取締役:村中 健⼀、本社:東京都中央区)は、神奈川県(神奈川県知事:黒岩 祐治)と日本初となる法人向け共同オークションを開始します。環境にやさしい再生可能エネルギーを利用したい県内企業・団体を募り、まとめて入札を行う「かながわ再エネ共同オークション」(せり下げ入札方式)を実施します。共同で入札を行うことで、再エネ電力をかんたんに、安く調達できます。登録・入札に関わる費用は無料です。本共同オークションは昨年10月に取得した特許(最適合成電力量推移選定システム:特許第6783344号 特許権者・発明者 COO佐藤丞吾)を組み込んだリバースオークションの仕組みを活用しており、本年3/22に神奈川県と締結した「再生可能エネルギー電力の利用促進に関する連携協定」にて実施します。

参加申込
▶専用の登録ページより無料で申込みできます
https://form.run/@kanagawa-pref-joint

<共同オークション実施スケジュール>
(1) 参加申込み(10月29日(金曜日)まで)
(2) 事務局から、オークションの最低保証価格※(開始価格)をお知らせします(11月末)
 ※ 参加者ごとにお知らせします。事務局にて複数の小売電気事業者から見積を取り、そのうちの最低価格とします
 ※ オークションに参加するかの最終的な御判断は、最低保証価格を見てから行うことができます。(12月中)
(3) 事務局がオークションを実施します(1月~2月)
(4) オークション結果を確認し、電力契約を切り替えます(2月~3月)

再エネを安く調達できる理由
(1) スケールメリットが働き、単独で行うオークションよりも、電気料金が下がる可能性がアップします
(2) 参加企業等を、電力の使用傾向によって電力需要が平準化されるようにグルーピングを行います。それにより、発電コストを軽減することができ、電気料金がお得になる可能性がアップします。

「最適合成電力量推移選定システム」特許(特許第6783344号 特許権者・発明者 COO佐藤丞吾)について
 小売電気事業者が電力を調達するにあたり、安定的に調達価格をより抑制させるには、変動の少ない需要群をより多く保有することが一つの手法になることが想定されます。特に全体供給量の少ない新電力系にとっては、こうしたベースとなる平準化された需要家群を確保することが事業安定性に寄与し、需要家への供給価格もより抑制することがにつながるものと想定しています。
 一方で、こうした平準化された需要家を、1法人、1契約単位で確保することは困難であり、異なる需要特性を持つ複数の需要家を束ねて最適合成させることが考えられますが、小売電気事業者側において個別営業しているなかではこのような需要家群を同時に獲得することは困難であると想定されます。

 本特許は、無数の需要データの中から、任意の条件に合致する複数の需要群を抽出するものであり、終日平準化された需要群や特定時間帯に平準化された需要群などを抽出することを可能とする技術です。
 電力リバースオークション「エネオク」であれば、複数契約をまとめてオークションにかけることが可能であり、共同オークションに本特許を組み込み、異なる需要特性を持つ複数法人を束ねてオークションをすることで、1法人ごとにオークションする場合と比較して、より抑制された需給契約条件の提示を受けられる可能性がでてくるものと想定されます。

 また、将来的には、需要家群だけで平準化された需要を組成するだけではなく、設備導入やネガワット・ポジワット等の取り組みと連携させたオークションへの発展も予定しています。

本取り組みの社会的価値
 再生可能エネルギー電力の調達は、通常の電力より再生可能エネルギー由来の電力の比率が向上する分、通常の電力よりコストアップする傾向にありますが、共同オークションを活用することで、需要家は再生可能エネルギー電力の調達をより適正価格で実現することが可能となります。また、小売電気事業者にとっても安定需要の確保、一斉入札による顧客獲得プロセスの簡素化により収益性を高められ、持続可能な事業運営を実現できます。需要家、小売電気事業者、再エネ電力利用拡大を進める神奈川県の3方にとってメリットのある仕組みを構築し、再生可能エネルギーが浸透しやすくなる環境整備を進めていきます。

電⼒リバースオークション「エネオク」の概要
 エネオクは、WEB上で電⼒リバースオークション(競り下げ⽅式⼊札)を⾏い、施設を保有する法⼈と電⼒会社をマッチングする国内No.1電⼒オークションサービスとして、2019年1⽉より全国エリアで展開しています。
 新型コロナウイルス感染拡大の影響で事業の継続が困難になる中で、固定費の削減を企図する需要家様が増加する⼀⽅で、電⼒会社においてはオフラインの営業活動が困難であり、自社の価値を届けることが困難になっています。「エネオク」はオンライン上で契約まで完結できるプラットフォームであり、需要家様にとって最善のコスト削減の提案、電⼒切り替えの機会を全⼒でサポートしています。

 また、エネオクはコロナ禍における固定費削減のツールとしてだけではなく、RE100推進やSDGs対策を推進する官公庁・地方⾃治体や⺠間企業を⽀援するプラットフォームとしても事業拡⼤を進めています。現在、官公庁・地方⾃治体との間では、随意契約の範囲にとどまらず、⼀般競争⼊札も含めた公共施設のRE100推進に向けた取組について協議を進めており、今後、全国的なRE100・SDGs対策の推進をさらに⽀援してまいります。

〔公式ページ〕
エナーバンク

※掲載テキストは発表情報の全文または一部抜粋です。元となるプレスリリースは発表元による発表当時のものであり、最新情報とは異なる場合があります。※詳細情報は公式ページをご参照ください