大手建設会社の大成建設(村田誉之社長)と化学メーカーのカネカ(角倉護社長)は12月19日、外壁や窓と一体化させた太陽光発電システムを開発した。
新製品『T-Green Multi Solar』は大成建設の建材一体型太陽電池の設計施工ノウハウと、カネカの瓦一体型太陽電池の技術を融合させることで完成した。太陽電池モジュールを外装パネル化したものと、窓ガラスと一体化し透過性を有するストライプ状にしたものの2タイプを用意する。太陽電池は30年以上発電を持続できるモジュールを採用した。変換効率は世界最高の24.37%という。外装材としては一般的な耐久性を持ち採光、眺望、遮熱、断熱の各機能を備える。災害による停電時には独立した非常用電源として活用できる。「都市型ZEBを実現する創エネルギー技術として、環境経営へ積極的に取り組む企業やBCPを強化する企業などに対し提案していく」とする。
[参考URL]
▷外壁・窓で発電する外装システム「T-Green® Multi Solar」を開発(大成建設)
▷外壁・窓で発電する外装システム「T-Green® Multi Solar」を開発(カネカ)
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