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【News Release】ヒューリック:2030 年に全保有建物 CO2 排出量ネットゼロを達成 保有建物すべてに自社の非 FIT 再エネ電源から電気供給

2021/8/24 11:00

【News Release】ヒューリック:2030 年に全保有建物 CO2 排出量ネットゼロを達成 保有建物すべてに自社の非 FIT 再エネ電源から電気供給

2021/8/24 11:00

発表日:8月24日
発表元:ヒューリック
表 題:2030 年に全保有建物 CO2 排出量ネットゼロを達成 保有建物すべてに自社の非 FIT 再エネ電源から電気供給

 当社は、「RE100*1」 の 2025 年達成と全保有建物*2の 2050 年 CO2排出量ネットゼロに向けて、非 FIT*3再エネ電源の新規開発・自社保有に取り組んでまいりましたが、この度、本計画を見直し、2024年の RE100 達成および 2030 年の全保有建物 CO2排出量ネットゼロの達成を目指します。

1.本計画における見直しの背景
 当社は、「2050 年 CO2 排出量ネットゼロ」の計画に基づき、2020 年より非 FIT 太陽光発電設備および小水力発電設備の開発を推進してまいりました。現時点で非 FIT 太陽光発電設備は 7 か所(7.8MW)、小水力発電設備は 1 ヶ所(199KW)が稼働しており、2021 年末までに合計 18 か所(20MW 弱)の非 FIT 太陽光発電設備の稼働を見込むなど、開発計画は前倒しで進捗しております。
 本計画の推進に当たっては、協力会社である㈱アドバンスに対して、新規開発の太陽光発電設備の長期・定量での購入を約定することによって、同社に機会創出を提供し、その開発能力・スピードを増強させるよう促してきました。その結果、当初年間約 30MW であった開発能力を現時点では年間 40~50MWまで強化させているため、前述のように前倒しで進捗しております。
 このような状況の中、RE100 および CO2 排出量ネットゼロの達成年限を再度検討した結果、今回の見直しに至ったものです。なお、㈱アドバンスとは、今回の 2030 年 CO2 排出量ネットゼロ達成に関して基本協定を締結し、さらに再エネ設備メンテナンス会社を共同で設立するなど、連系後のフェーズにおける業務提携を図り、今後の電源開発における関係性を強化しています。

① 再エネ施設の100%自社保有によるCO2排出量ネットゼロ達成
 非化石証書の購入や特定の電力会社との再エネ契約といった方法ではなく、自社で使用する電力量の再エネ電源施設を自社で保有することにより達成します。

② 保有する再エネ施設はすべて新規開発―「追加性」へのこだわり
 保有する太陽光発電施設、小水力発電施設はすべて新規開発し、「追加性」に貢献した計画とします。CO2排出量削減に直接的に貢献する計画となります。

③ 非FIT再エネ施設を開発・保有
 2020年から開発・保有する太陽光発電設備はすべて非FITとしており、再エネ賦課金に頼らず、再エネ価値は電源保有者である当社に帰属します。

④ 自社グループ完結型コーポレートPPA*4モデルの構築
 当社の100%子会社であるヒューリックプロパティソリューション(株)が新電力(小売電気事業者:PPS)となり、当社の保有する再エネ施設と当社の保有建物との売買電スキームを構成します。

*1 RE100 : 「Renewable Electricity 100%」の略で、事業活動に必要なエネルギーを 100%再生可能エネルギーとすることを目標に掲げる企業が加盟する国際的なイニシアティブです。
*2 全保有建物: 当社がエネルギー管理権限を有さない一棟貸、住宅系、非幹事共有物件等を除きます。
*3 FIT 制度 : 再生可能エネルギーを用いて発電された電気を、国が定める価格で一定期間電気事業者が買い取ることを義務付けた制度です。
*4 コーポレート PPA: 企業や自治体などの法人が発電事業者から再エネ電力を長期に購入する契約です。

 この取り組みを通じて当社は SDGs の目標 7 「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」 および目標13 「気候変動に具体的な対策を」 に貢献します。

〔公式ページ〕
ヒューリック:2030 年に全保有建物 CO2 排出量ネットゼロを達成 保有建物すべてに自社の非 FIT 再エネ電源から電気供給

※掲載テキストは発表情報の全文または一部抜粋です。元となるプレスリリースは発表元による発表当時のものであり、最新情報とは異なる場合があります。※詳細情報は公式ページをご参照ください