発表日:8月17日
発表元:損害保険ジャパン、SOMPOリスク
表 題:AI技術を活用した自動引受プラットフォーム開発に向けたプランク社との協業の開始
損害保険ジャパン株式会社(代表取締役社長:西澤 敬二、以下「損保ジャパン」)およびSOMPOリスクマネジメント株式会社(代表取締役社長:桜井 淳一、以下「SOMPOリスク」)は、イスラエルのスタートアップ企業である Planck Resolution Ltd(CEO: Elad Tsur、以下「プランク社」)と、最先端のAI技術を活用した損保ジャパンの保険引受に必要なリスク分析ソリューションの共同開発・運用のための協業を2021年8月から開始します。
1. 背景・目的
自然災害の多発や激甚化、新型コロナウイルスの感染拡大等により、企業を取り巻くリスクは急速に変化・複雑化しています。このような環境のなか、自社の取り巻くリスクを正しく把握し、リスクに応じ
たきめ細やかな補償に対する企業のニーズが高まっています。
こうした背景を踏まえ、AI技術を活用したお客さまのリスク情報の収集・分析を行うプラットフォームの導入と保険引受への活用に向けて、プランク社と協業することを合意しました。
2. 協業の概要
プランク社は、オンライン上に存在する様々なデータ(画像、テキスト、ビデオ、インターネット上でのユーザーコメントなど)を自動で収集・分析することにより個々の企業のリスク情報を推定するAI技術の開発を行っており、本AI技術を活用して自動的に保険の引受ができるプラットフォームを、米国およびドイツの大手保険会社向けに提供しています。
これまで、上記3社およびSOMPOホールディングス株式会社は、共同で日本市場での展開に向けた技術検証を行ってきました。このたび、日本における本AI技術導入の目途が立ったため、損保ジャパンの中小企業のお客さま向けリスク分析ソリューション開発のために協業することを合意しました。
本協業を通じて、これまで困難であった中小企業のお客さまが抱えるリスクを詳細に分析するプラットフォームを構築します。これにより、中小企業のお客さまそれぞれのリスクに応じたきめ細やかな保険商品、リスクソリューションサービスのご提案や、シンプル・簡単に保険にご加入いただける仕組み等、従来にない圧倒的なお客さま体験と保険募集における効率化の実現を目指します。
3.プランク社の技術概要
プラットフォームは複数のAI技術により構成されています。企業名・住所からリスク情報を推定するまでの一連のプロセスは下記の通りです。
①データ収集
データ収集AIは画像、テキスト、ビデオ、レビュー(口コミ)など、オンラインで入手可能なありとあらゆるデータ(フォーマット不問)を収集します。
②データ分析
収集したデータを分析AI(画像解析AI、自然言語解析AI、地理空間情報解析AIなど)により解析し、有益な情報を抽出します。
③保険引受に活用
抽出された情報を基に、リスク情報推定AIを用いて保険引受に必要な情報を高精度に推定(出力)します。
なお、プラットフォームはAPI連携により損保ジャパンの様々なシステムと接続され、お客さまのリスク情報分析基盤として活用する予定です。
4.今後について
損保ジャパンおよびSOMPOリスクは、常にお客さま目線で変わりゆくニーズに応え、プランク社の技術力も活かし、他に類を見ない新たなお客さま体験価値を創造・提供していくことを目指します。
【参考:プランク社について】
会社名 :Planck Resolution Ltd
CEO :Elad Tsur
所在地 :HaShaked 25 Zikhron Yaacov, Israel
設立年月日 :2016年1月1日
事業の内容 :保険引受のためのAIベースのデータプラットフォームの提供
〔公式ページ〕
▷損害保険ジャパン、SOMPOリスク:AI技術を活用した自動引受プラットフォーム開発に向けたプランク社との協業の開始
※掲載テキストは発表情報の全文または一部抜粋です。元となるプレスリリースは発表元による発表当時のものであり、最新情報とは異なる場合があります。※詳細情報は公式ページをご参照ください
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