発表日:5月26日
発表元: アンドパッド
表 題:国土交通省 「令和3年度 BIMを活用した建築生産・維持管理プロセス円滑化モデル事業」に採択
クラウド型建設プロジェクト管理サービス「ANDPAD」を運営する株式会社アンドパッド(本社:東京都千代田区、代表取締役:稲田武夫、以下アンドパッド)はこの度、国土交通省が進める「令和3年度BIMを活用した建築生産・維持管理プロセス円滑化モデル事業(先導事業者型)※1」において、「木造住宅における、BIMとクラウドサービスを用いたCDE※2とECI※3の効果検証・課題分析」が採択されましたことをお知らせいたします。
■ 本プロジェクトの背景
現在、BIMの利活用においては、大手ゼネコンや組織設計事務所など一部企業の大規模物件だけに利用が限られた状況になっています。昨年度の本事業(先導事業者型)においても、木造や住宅は検証事例として取り上げられていません。しかし、近年、住宅・非住宅を問わずBIMの利活用について、需要が高まっており、木造建築・住宅におけるBIM活用の効果を検証する必要があります。
■ 本プロジェクトの目的
上記のような課題に向けて、プロジェクト「ANDPAD HOUSE」と題し、アンドパッドが施主となり実験住宅の設計・施工を通して「数年先に実現する設計・施工のDX」を先行して実証、また、この知見を内外に効果的に共有するため、「先導型事業」に応募し、この度採択されました。
本件を通して、BIMとANDPADが効果的に設計・施工プロセスのDXに寄与することを実例をもって検証、木造建築・住宅におけるBIM活用の効果と知見を深め、共有していくことを目指します。
■ 本プロジェクトの検証内容
本プロジェクトでは、2つの検証を予定しています。
1つ目は、ANDPADをプロジェクト管理プラットフォームとして用いることで、BIMデータだけでなくプロジェクトに関わる全ての共有可能なデータについて、CDE(Common Data Environment)を実現します。これに合わせANDPAD図面やチャットを用いることで、リモートワークにおける生産性を高めることを目指します。
2つ目は、施工者である株式会社長谷萬が基本計画段階からプロジェクトに参画することで、施工・製造の効率化を図るECI(Early Contractor Involvement)の形式を採用しています。これにより、着工前から工場で製造を進めることで工期の短縮を図り、また同時にANDPAD受発注を活用することで従来のECIを超える生産性向上を目指します。
以上2点を検証することで、複数のプロジェクト参加者が効率的に情報をコミュニケーションするという、BIM単体では達成しにくかった部分をANDAPDがカバーすることで、総合的な生産性向上ができることを示します。
■ 本プロジェクトの概要
プロジェクトは以下のような概要・メンバーで2021年1月より基本計画をスタートし、5月現在実施設計を行い、年内竣工予定しています。
▶︎プロジェクト概要
名称:ANDPAD HOUSE
敷地:神奈川県足柄下郡湯河原町
敷地面積:約140㎡
建築面積:82.54 ㎡
延べ床面積:164.69 ㎡
▶︎プロジェクトメンバー
プロジェクトマネージャー:ANDPAD ZERO
意匠設計者:株式会社小林・槇デザインワークショップ(略称 KMDW)
構造設計者:株式会社DN-Archi
施工者:株式会社長谷川萬治商店
プレカット工場:株式会社長谷萬
BIMマネージャー:慶応義塾大学SFC研究所
▶︎ プロジェクト・パートナーの募集
アンドパッドでは本件のように先進的なテクノロジーをANDPADと合わせて活用し、生産性向上に取り組むパートナーを継続的に募集しています。ご興味をお持ちの企業様は是非お声がけ下さい。
〔公式ページ〕
▷アンドパッド: 国土交通省 「令和3年度 BIMを活用した建築生産・維持管理プロセス円滑化モデル事業」に採択
※掲載テキストは発表情報の全文または一部抜粋です。元となるプレスリリースは発表元による発表当時のものであり、最新情報とは異なる場合があります。※詳細情報は公式ページをご参照ください
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