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【News Release】大阪ガス:エネファームtype S向け電着コーティング技術が2021年度電気化学会技術賞(棚橋賞)を受賞

【News Release】大阪ガス:エネファームtype S向け電着コーティング技術が2021年度電気化学会技術賞(棚橋賞)を受賞

発表日:2021年2月1日
発表者:大阪ガス、大阪ガスマーケティング
表 題:エネファームtype S向け電着コーティング技術が2021年度電気化学会技術賞(棚橋賞)を受賞

 大阪ガス株式会社(社長:藤原 正隆、以下大阪ガス)と大阪ガスマーケティング(社長:中村 剛、以下OGM)は、2016年4月に発売した家庭用固体酸化物形燃料電池エネファームtype Sの主要デバイスであるセルスタックに搭載されている「SOFC集電材向け電着コーティング技術の開発」で、公益社団法人電気化学会の2021年度技術賞(棚橋賞)を受賞しました。本技術を共同で開発した株式会社シミズ(社長:清水治)、京セラ株式会社(社長:谷本 秀夫)との共同受賞となります。  この賞は「電気化学および工業物理化学を基礎とする技術開発を行い、顕著な業績をあげた個人」に授与される、当分野で最も栄えある賞です。

 本技術は、エネファームtype Sの世界最高の発電効率と10年(最新モデルでは12年)の耐久性を実現したキー技術の一つであり、本技術を搭載した約8.5万台のシステムが発電を行っています。(2021年1月現在)本技術は、エネファームtype Sの世界最高の発電効率と10年(最新モデルでは12年)の耐久性を実現したキー技術の一つであり、本技術を搭載した約8.5万台のシステムが発電を行っています。(2021年1月現在)

 エネファームtype Sは発電の心臓部分のセルスタックが700~800℃の高温で発電しますが、ステンレス部材である集電材の耐久性の確保が重要となります。高性能なコーティング材料を均一にむらなくコーティングできる技術の開発を約7年の歳月をかけて実現しました。今回の受賞は、この技術の革新性と市場導入実績が高く評価されたものです。

 今後も大阪ガスとOGMは、更なる技術開発とコストダウンに努め、今後もお客さまの快適な暮らしの実現と環境負荷の低減、エネルギーセキュリティの向上などに貢献して参ります。

〔公式ページ〕
エネファームtype S向け電着コーティング技術が2021年度電気化学会技術賞(棚橋賞)を受賞
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