発表日:2021年01月28日
発表者:京セラ
表 題:固体酸化物形燃料電池(SOFC)の研究開発技術・製品が本年度7賞を受賞
京セラ株式会社(代表取締役社長:谷本 秀夫)は、固体酸化物形燃料電池(以下、SOFC)の研究開発技術と製品が本年度(2020年4月1日~2021年1月28日現在)に7賞を受賞しましたのでお知らせいたします。
燃料電池は、水素と酸素を化学反応させて電気を作るクリーンな発電装置で、京セラはより高い発電効率が期待できるSOFCの研究開発を1985年から開始しました。発電の心臓部となるセルと、セルの集合体であるセルスタックについて、京セラは長年培ってきたファインセラミック技術をベースに研究を重ね、高出力密度と高信頼性を併せ持つ『円筒平板型セルおよびセルスタック』の開発に成功※1し、2011年にセルスタックの量産化を実現させました。並行してSOFCコージェネレーションシステムも独自で設計開発をすすめ、2019年に世界最小サイズ※2の家庭用燃料電池コージェネレーションシステム「エネファームミニ」※3の発売にいたりました。
今回、SOFCに関する研究開発・事業が評価され、一般社団法人 科学技術と経済の会が主催する第9回技術経営・イノベーション大賞における「選考委員特別賞」を受賞しました。また、本年度においては製品として、「エネファームミニ」※3と、発電効率・耐久性が向上した「エネファームtypeS」※4の2製品が計6賞を受賞しております。
昨年、日本政府により2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指すことが宣言され、あらゆる産業において脱炭素化に向けた技術開発やビジネスモデルの変革に対する取り組みが加速しています。その中でも、水素と酸素の化学反応を利用する燃料電池技術は、低炭素社会の実現や脱炭素化に向けた利活用が期待される技術として注目されています。京セラは、今後もさらに発電効率と信頼性を高めたSOFCの開発や社会ニーズに合った燃料電池技術の研究、開発に努めてまいります。
〔公式ページ〕
▷ 固体酸化物形燃料電池(SOFC)の研究開発技術・製品が本年度7賞を受賞
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