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【News Release】茅野市など4者:AIオンデマンド交通を活用した新たな地域公共交通システムの実証実験を開始

【News Release】茅野市など4者:AIオンデマンド交通を活用した新たな地域公共交通システムの実証実験を開始

発表日:2020年12月7日
発表者:茅野市、Via Mobility Japan、損害保険ジャパン、プライムアシスタンス
表 題:AIオンデマンド交通を活用した新たな地域公共交通システムの実証実験を開始

 茅野市(茅野市長:今井敦)は、国土交通省の令和2年度日本版MaaS推進・支援事業に応募し、38事業の一つとして選出されました。今回その枠組みを活用し、AIオンデマンド交通を利用した新たな地域公共交通システムの実証実験を行います。

 本実験は、従来のバス路線で曜日運行や非効率経路などで不便であった拠点等を、乗合タクシー等、AIオンデマンド交通で繋げることで市街地への誘客を促すものです。

 実験にあたり、AIオンデマンド交通の予約に関するスマートフォンアプリ「のらざあ」の提供や、電話予約、運行管理などの運営全般に関し、Via Mobility Japan株式会社(代表者:西島洋史、以下「Via」)、損害保険ジャパン株式会社(代表取締役社長:西澤敬二、以下「損保ジャパン」)、株式会社プライムアシスタンス(代表取締役社長:德岡宏行、以下「プライムアシスタンス」)が参画します。

1.実証実験の目的

 茅野市は、第2次地域創生総合戦略の策定に向けて新しい地域交通の在り方を議論してきました。自家用車での移動比率が高い茅野市では、高齢者の免許返納、仕事中の親の通院や介護の交通課題が顕在化しており、これらの課題解決を図るため、AIオンデンマンド交通を導入したハブ&スポーク型の地域公共交通体系への転換を図っていく方向性が示され、AIオンデマンド交通の実証実験の導入に至りました。

2.実証実験の概要
■実施スケジュール
 2020年12月7日(月)~2021年5月31日(月)6か月間
■利用対象者
 どなたでもご利用いただけます。
(ご利用にあたっては専用アプリへの登録もしくはコールセンターへご連絡いただく必要があります)
■AIオンデンマンド交通について
 スマートフォンアプリ「のらざあ」、または、コールセンターのオペレーターが電話にて利用者からの配車予約を受付、AIが乗合タクシーを配車します。利用者は実証運行エリア内であれば、どこでも乗降が可能となります。
■実証運行エリア
 茅野市豊平、玉川、泉野、中大塩、市街地、米沢の一部(別荘地を除く)

3.今後について
 茅野市では、高齢者の免許返納促進を通じた高齢者による交通事故の未然防止や、マイカーを持たない市民や別荘所有者等の移動利便性を向上させることで、市街地への誘客促進等を目指しています。本実証実験で、オンデマンド交通の受容性等を検証し、マイカーを持たなくても生活することが可能となる街づくりなど、新たな地域交通の構築を目指していきます。また、Via、損保ジャパン、プライムアシスタンスは、本実証実験終了後の社会実装に向けた取り組みを支援するとともに、他地域での展開も視野に、今後も研究を進めていく方針です。

〔公式ページ〕
AIオンデマンド交通を活用した新たな地域公共交通システムの実証実験を開始
※掲載テキストは発表情報の全文または一部抜粋です。元となるプレスリリースは発表元による発表当時のものであり、最新情報とは異なる場合があります。※詳細情報は公式ページをご参照ください