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【News Release】理経: 理経が開発した「VR地震体験システム」を練馬区で採用 ~起震車にVR映像を連動させ、大人から子供まで体験できる、 よりリアルな防災体験を~

2020/10/14 15:57

【News Release】理経: 理経が開発した「VR地震体験システム」を練馬区で採用 ~起震車にVR映像を連動させ、大人から子供まで体験できる、 よりリアルな防災体験を~

2020/10/14 15:57

発表日:2020年10月14日
発表者:理経
表 題:理経が開発した「VR地震体験システム」を練馬区で採用 ~起震車にVR映像を連動させ、大人から子供まで体験できる、 よりリアルな防災体験を~

導入背景

 30年以内に首都圏直下型地震(マグニチュード7クラス)の地震が発生する確率は、約70%と言われてる昨今、各自治体でさまざまな防災への取り組みが行われています。地震による揺れを擬似体験できる起震車もその一つです。家具の転倒や物の落下などによる負傷被害をリアルに体験するため、起震車の揺れのなかでVR映像を連携させる方法があります。しかし起震車の動きとVR映像のタイミングを合わせることが困難といった実運用面での課題がありました。

 弊社は、この課題を解決するべく、起震車の体験開始ボタンに連動してVR映像を再生し、振動とVR映像のずれを解消する仕組み、さらに複数のVRゴーグルを同時に制御できる「VR地震体験システム」を開発しました。これにより、多くの方が容易に、よりリアルな体験で防災意識の向上を図ることが可能となり、練馬区様で採用いただきました。

特徴

起震車の操作ボタンで制御
 本システムは起震車のスタートボタンにVR映像を連動させています。再生・停止などの操作は、起震車の操作ボタンで制御が可能です。

子供から大人まで複数人の同時体験
 大人用(13歳以上)・子供用ゴーグルを複数台同時に制御可能なシステムを開発。年齢を問わず体験することが可能です。

起震車の揺れとVR映像の融合
 VRの映像コンテンツは、3つの実写映像(キッチン・ダイニング、学校の教室、屋外)の体験が可能です。体験終了後、地震の際の行動や事前の備えとしての対策など、映像を見ながら学習することも可能です。また起震車と連動したオリジナルコンテンツも制作可能です。

今後の展開について

 今後は地震に限らず、理経がこれまでに開発した火災や水害のコンテンツを起震車でも体験可能にするなど、ラインアップを増やしていく予定です。

 本システムは起震車以外の場所でも体験が可能な構成となっており、種類の異なるVRゴーグル、大人用・子供用ゴーグル、VRゴーグルとタブレット端末などを組み合わせることで、さまざまな環境での利用が可能になります。引き続き、VRをはじめとした最新のデジタル技術を連携させたソリューションを、官公庁に向けて提案していきます。

〔公式ページ〕 
理経が開発した「VR地震体験システム」を練馬区で採用 ~起震車にVR映像を連動させ、大人から子供まで体験できる、 よりリアルな防災体験を~
※掲載テキストは発表情報の全文または一部抜粋です。元となるプレスリリースは発表元による発表当時のものであり、最新情報とは異なる場合があります。※詳細情報は公式ページをご参照ください