News Release

【News Release】東京ガス:世界初のガス燃焼式 リチウムイオン電池電極材用連続焼成炉

2020/8/27 20:00

【News Release】東京ガス:世界初のガス燃焼式 リチウムイオン電池電極材用連続焼成炉

2020/8/27 20:00

発表日:2020年8月27日
発表者:株式会社ノリタケカンパニーリミテド、東京ガス株式会社、東京ガスエンジニアリングソリューションズ株式会社
表 題:世界初のガス燃焼式 リチウムイオン電池電極材用連続焼成炉

株式会社ノリタケカンパニーリミテド(社長:加藤 博、以下「ノリタケ」)、東京ガス株式会社(社長:内田 高史、以下「東京ガス」)、および東京ガスエンジニアリングソリューションズ(社長:比護 隆、以下「TGES」)は、このたび、特殊セラミックラジアントチューブバーナを採用した世界初のガス燃焼式リチウムイオン電池(以下「LiB」)電極材用連続焼成炉※1「C-SERT-RHK※2」(以下「本製品」)を開発し、このたび販売を開始しました。本製品はノリタケの焼成炉技術※3と東京ガス・TGESのガス燃焼技術※4の融合により生まれた製品で、最大40%のエネルギーコスト削減※5を実現する高効率な加熱装置です。

本製品は、近年需要が高まっているLiB電極材の製造工程で求められる高温度(1,000℃以上)での安定した熱処理を行います。ガス燃焼式による高温での焼成は、電気式よりエネルギーコストが低減できる一方、炉内温度・酸素濃度のバラツキ、耐久性などに課題があり、従来は電気式が用いられてきましたが、3社の技術を合わせることでこれを解決し、商品化を実現しました。

ノリタケ、東京ガス、TGESは、本製品の高効率な加熱技術を、LiB電極材に限らず、高温度での安定した熱処理が求められる自動車(ホットスタンプ等)や5G向け電子部品などの用途にも応用し、様々な製品の加熱工程のコスト削減、環境性向上に貢献します。

〔公式ページ〕
世界初のガス燃焼式 リチウムイオン電池電極材用連続焼成炉
※掲載テキストは発表情報の全文または一部抜粋です。元となるプレスリリースは発表元による発表当時のものであり、最新情報とは異なる場合があります。※詳細情報は公式ページをご参照ください。