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【News Release】NTTレゾナント:goo of thingsでんきゅう 大河原町(宮城県)で高齢者向け見守りサービス

2020/8/3 17:00

【News Release】NTTレゾナント:goo of thingsでんきゅう 大河原町(宮城県)で高齢者向け見守りサービス

2020/8/3 17:00

発表日:2020年8月3日
発表者:NTTレゾナント株式会社
表 題:goo of thingsでんきゅう 大河原町(宮城県)で高齢者向け見守りサービスの実証実験を開始

 NTTレゾナント株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:楠木 健、以下NTTレゾナント)は、宮城県柴田郡大河原町(町長:齋 清志、以下大河原町)とともに「goo of thingsでんきゅう」を用いた実証実験を本日より開始します。
 「goo of thingsでんきゅう」は、gooのIoTサービス「goo of things」のアビリティ(機能)の一つで、通信SIMを内蔵したLED電球(以下IoT電球)を用いた高齢者向け見守りサービスです。実証実験では、gooが大河原町在住の高齢者宅にIoT電球を無償で提供。高齢者宅に設置されたIoT電球から電球のON情報を受信し、行政職員・家族のスマートフォン(以下スマホ)などに通知します。これにより、行政職員や家族は、高齢者の生活状況などを日々確認できるため、効率的な見守りが実現します。
 gooは、大河原町とともに本取り組みにおけるサービス利用の実態調査と効果測定を行い、大河原町在住の高齢住民が安心して暮らせる仕組みの実現を目指していきます。

1.背景

 gooは「goo of thingsでんきゅう」において、2020年2月の青森県むつ市での実証実験(*1)を始め、自治体や企業との協業を検討・実施しています。2020年6月からは、見守りサービスの活用を進めたい自治体や施設・団体への支援を目的に、「goo of thingsでんきゅう」1,000個を無償提供中(*2)です。
 一方、大河原町では、町内で進行している高齢化に対し、地域の見守り体制の構築を進めていましたが、新型コロナウイルス感染症の影響で、近隣住民や民生委員による安否確認などに制限を受ける状況にあります。さらに、県をまたぐ移動もままならないため、県外に住む家族にとっても、高齢者の安否確認に不安を抱えていると考えています。
 このような大河原町の現状に対し、gooは、高齢者と家族、行政職員をつなぎ、効率的かつ非対面の安否確認が叶う新たな仕組みとして、「goo of thingsでんきゅう」の活用を提案。この実証実験では、大河原町とgooが協力して、高齢者・家族・行政職員の3者間で見守りサービスの利用実態調査と効果測定を行います。将来的には、町内在住の高齢住民の暮らしを支える仕組みとして、「goo of thingsでんきゅう」の本格導入に向けて検討していく予定です。

2.実証実験の概要

 実証実験では、大河原町在住のひとり暮らしの高齢者に、「goo of thingsでんきゅう」専用のIoT電球を無償提供。高齢者宅のトイレなどに設置されたIoT電球を経由して、電球のON情報を行政職員や家族のスマホにダウンロードされた「goo of things」専用アプリや行政職員専用の管理ツールに通知します。
 IoT電球の点灯パターンに異常がある場合は「長時間消灯」などのアラートが出るため、行政職員や家族は、高齢者の生活における異変を早期に把握し、適切なタイミングでの連絡や訪問などの見守りアクションにつなげることができます。一方、見守られる高齢者に必要なアクションは、専用電球の設置とその点灯・消灯のみ。これにより、難しい操作や「見張られている」という緊張感がない、「さりげない見守り」が実現します。

〔公式ページ〕
goo of thingsでんきゅう 大河原町(宮城県)で高齢者向け見守りサービスの実証実験を開始
※掲載テキストは発表情報の全文または一部抜粋です。元となるプレスリリースは発表元による発表当時のものであり、最新情報とは異なる場合があります。※詳細情報は公式ページをご参照ください。