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【Voice】「停電の10日間、普段に近い生活ができた」

【Voice】「停電の10日間、普段に近い生活ができた」

 最大停電件数3万2,200戸、停電率89%にも上った千葉県八街市。ほぼ街全体から電気が消えた中、10日間の停電サバイバルを普段に近い生活で乗り切ったという中村さん4人家族。2013年に4.6kWの太陽光発電を、昨年秋には卒FIT後の太陽光発電の有効活用や停電時の備えを目的に9.8kWhの蓄電池を購入した。
 当時について「朝方、テレビを付けると停電情報が流れ、洗面所にある蓄電池モニターを見て初めて自宅が停電していると気付いた」という。この時すでに蓄電池は稼働を続けていたわけだが、とりわけ使用できて良かった電気製品として「残暑が続く中、孫の保育園は停電で閉園し自宅で過ごすことになったが、エアコンを付けることができ、涼しく過ごせ非常に助かった。また冷蔵庫の中身も腐らすことなく食糧を確保でき、さらには、この辺り一帯は井戸水をポンプで汲み上げて水を利用するが、蓄電池のおかげで飲料水の確保やお風呂も入ることができた」と喜びの表情を見せ「2~3日、曇りや雨が続いた時は少し使い方を工夫したが、10日間普段に近い生活ができた。電気がないと何もできないことを痛感し、電気の重要性やありがたみを改めて実感した」と語っていた。