大阪ガスは4月より、大阪府天王寺区の実験集合住宅で「快適な住空間、万一に備えた住まい」をテーマに居住実験を開始する。
同実証住宅『NEXT21』では、30年頃の集合住宅を見据えた居住実験として、平常時の快適な住空間や非常時に備えた住棟の在り方、ITを活用した体調管理を支援する住まいの実現について実証していく。具体的には①健康性に配慮しつつエネファームと太陽光発電のダブル発電でZEHを目指す「ウェルネスZEH住戸」、②ガスコージェネや燃料電池の導入により災害時等に72時間自立出来る集合住宅、③普段の生活の中で健康管理ができるIoT住宅に設計・改修を行い、実際に居住しながら評価・改善をしていく予定とする。
同住宅は近未来の都市型集合住宅の在り方の提案を目的に93年10月に建設された。以来5年~6年ごとに時代に沿ったテーマで、社員と家族が実際に居住しながら、計4回26年間の実証実験を実施してきた。建物全体の省エネ・省CO2、都市における緑地の復元と環境共生、多様なライフスタイルに応じた住まいの在り方に関する提案や発表、商品化を行ってきた。
〔参照〕
▷実験集合住宅「NEXT21」において新たに居住実験を開始します。~ 快適な住空間、万一に備えた住まい ~
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