フィリップス・ジャパンは2月20日、人工呼吸器や酸素濃縮装置の在宅利用者向けに災害対策システムの提供を開始する。医療機器開発やIoTシステム構築を行う北良が開発したものを導入する。
同システム『ANPY(アンピィ)』は災害発生時に医療機器利用者の個人宅の通電状況、停電からの経過時間や復旧状況を確認できる。普段は自宅のコンセントに繋いでおくだけでその他の操作は不要という。避難の際に同機器を持参することで、内蔵されたGPS機能で避難先の位置情報も把握できる。
在宅医療にかかわる医療現場や患者会から、自然災害発生に伴う大規模停電の際に患者の安否確認を行いたいという希望が高くなっていることから導入に至った。被災地域在住の患者リストに基づいて直接安否を確認してきた従来と比較して、円滑な安否確認を行うことができるとする。在宅の通電状況の把握に乗り出すことで、日本の在宅医療における災害対策への貢献を期待するとした。
〔参照〕
▷フィリップス
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エナジーゲートウェイ、選択的介護モデル事業開始
(2020年1月16日掲載)
エナジーゲートウェイは東京都と豊島区が共同事務局を担う「令和元年度選択的介護モデル事業のテーマ:IoT等を活用した在宅高齢者の支援」の採択を受け、このほどモデル事業を実施した。
事業期間中豊島区在住の要介護者を対象に、電力センサー等のIoT機器を活用して利用者の生活に係る情報をケアマネジャーの分析を踏まえて可視化し、レポートを利用者と家族に月一回通知する。ケアプランの見直しに活用することで生活リズムの安定・回復へ繋げる。その他、温度異常(熱中症指数など)や深夜のドア開閉を家族へメール通知するサービスが付帯する。
将来的には、利用者・家族同意の下、介護サービス事業者、医療機関等への情報共有を実施し、多職種連携による利用者の状態にあった最適なサービスの複数実現を目指すとした。
〔参考URL〕
▷エナジーゲートウェイ:令和元年度選択的介護モデル事業を開始
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2024/7/10 0:00
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2024/10/20 0:00