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ハチたま、猫の訪問健康診サブスクサービスを開始

2020/2/12 12:00

ハチたま、猫の訪問健康診サブスクサービスを開始

2020/2/12 12:00

 ハチたまは2月22日より、猫が月額制で獣医師や動物看護士の訪問健康診断を受けられるサービスを開始する。同社によると往診専門のサブスクリプションサービスは世界初という。

 新サービス『トレッタねこ病院』は定額で獣医師や動物看護士による訪問健康診断や異常発生時の通知を受けられるもの。同社が手掛けるスマートねこトイレ『toletta(トレッタ)』の利用者向けに月額2,222円(税別)で提供する。



 スマートトイレユーザー354名に行ったアンケートによると40%の猫が適正な頻度で健康診断を受けていなかった。「移動や待ち時間が長い」「費用が高い」などの通院に対する課題を解消するため年2回の訪問健康診断を実施する。またトイレのデータに異常がある場合は獣医師からアラート通知を受信でき、LINE上で猫の健康相談やアドバイスを受けられる。同サービスを通じて、猫の定期的な健診を促し早期診断に繋げていくという。

〔参照〕
【世界初】往診専門サブスクどうぶつ病院「トレッタねこ病院」スタート!


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IoTねこトイレベンチャー、資金調達2億円超
(2019年12月25日掲載)

 ハチたまは12月25日、マネックスベンチャーズなどから第三者割当増資により合計2億円超の資金調達を実施した。

 同社は自動で猫の健康状態を取得し通知するスマートねこトイレ『toletta』の開発を手掛ける。利用頭数は2,000頭、データ件数が100万件を突破している。調達資金はAIによる健康状態自動判定や獣医師との連携システムの開発にあてるとする。

〔参照〕
tolettaが2億円超の資金調達を実施!