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【News Release】福井コンピュータ:構造物計測や遠隔臨場支援機能を強化した現場計測アプリ「FIELD-TERRACE(フィールドテラス)」の最新版を2021年8月24日(火)リリース

2021/7/26 17:00

【News Release】福井コンピュータ:構造物計測や遠隔臨場支援機能を強化した現場計測アプリ「FIELD-TERRACE(フィールドテラス)」の最新版を2021年8月24日(火)リリース

2021/7/26 17:00

発表日:7月26日
発表元:福井コンピュータ
表 題:構造物計測や遠隔臨場支援機能を強化した現場計測アプリ「FIELD-TERRACE(フィールドテラス)」の最新版を2021年8月24日(火)リリース

 建設業向けCADメーカーの福井コンピュータ株式会社(本社:福井県坂井市、代表取締役社長:杉田 直)では、工事現場での計測作業を効率化する現場計測アプリ「FIELD-TERRACE」において、構造物計測や遠隔臨場支援機能を強化した最新版を、2021年8月24日(火)にリリースいたします。

 本アプリは測器メーカー大手であるTOPCON社の「杭ナビ」をはじめとした各種測器や、「GNSS」の測位データと連携しながら、ワンマンによる測設や丁張設置、出来形観測などを支援するアプリです。

 今年度、国土交通省では「3次元計測技術を用いた出来形管理要領(構造物工編)」の試行を開始しており、橋梁下部工の出来形計測における3次元計測の普及が見込まれています。今回リリースする最新版では、これに対応する構造物の計測機能をはじめとした大幅な機能強化を図っており、i-ConstructionやBIM/CIM指定発注工事への対応を図るとともに、現場作業の効率化を支援してまいります。

【最新版の概要】
ソフトバンク社のGNSS配信サービス「ichimill」に対応
各社測器の対応機種を拡大
測設・観測機能の強化(簡易線形入力、レベル観測、ノンプリ連続観測)
構造物モデル計測機能の強化(断面抽出強化、簡易線形入力)
遠隔臨場支援の強化

【リリース日】
2021年8月24日(火)
※Google Play での公開⼿続きの関係上、多少前後する場合がございます。

【価格】(税抜)
Professional版:¥84,000/年間(1ライセンス)
Standard版:¥42,000/年間(1ライセンス)

【動作環境】
Android 7/8/9/10※
※Android10につきまして一部動作保証外となります。動作保証端末については、弊社HPにてご確認ください。


●ソフトバンク社のGNSS配信サービス「ichimill」に対応
 比較的安価なGNSS配信サービスである、ソフトバンク社「ichimill(イチミル)」に対応しました。
※日本測量協会認定の配信サービスではないため、公共測量成果としては認定されません。
※法人でのお取り扱いはソフトバンク社、個人事業主のお取り扱いはALES社となります。

●各社測器の対応機種を拡大
 TOPCONブランドのTS(トータルステーション)「OS-200」、SOKKIAブランドのTS「FX-200」に新たに対応し、TOPCON、SOKKIAブランドで現在販売中の全てのTS(杭ナビ含む)に対応可能となりました。
※Nikon-TrimbleブランドはNivoシリーズおよびFocus35のみ対応しています。

●測設・観測機能の強化
 従来は、CADなどで作成された線形の読み込みが必要でしたが、「FIELD-TERRACE」内で簡易的な線形入力(2点指定の直線または単曲線)が可能になりました。
 TS(杭ナビ)を使用し、レーザーレベルの代用としてレベル観測が可能になりました。
ノンプリズム式TSを使用した横断放射観測の場合、横断勾配の変化点(路肩、センター等)のみ計測すれば、変化点と変化点の間を任意の間隔で、自動的にノンプリ連続観測が可能になりました。

●構造物モデル計測機能の強化
 断面抽出機能では、ミラー位置での断面を抽出可能になりました。現場で構造物の任意位置の断面も瞬時に確認でき、型枠設置なども効率的に行えます。

 「FIELD-TERRACE」内で簡易的な線形入力が可能になったため、線形に対する構造物の断面が抽出可能になり、様々な計測にご利用いただけるようになりました。

 「3次元計測技術を用いた出来形管理要領(構造物工編)(試行案)」で定められた、橋梁下部工の出来形計測方法に対応できます。

●遠隔臨場支援強化(CIMPHONY Plus連携)
 遠隔臨場のプラットフォームとして使用する弊社のクラウドサービス「CIMPHONY Plus(シムフォニープラス)」上に展開した現場データに対し、遠隔検査機能においてミラー位置を常時転送可能になりました。これにより計測員の位置をリアルタイムに可視化できるようなり、計測員の今いる場所が分かりにくいといった従来の課題を解消しました。

 また、計測値の「記録」を実行する度に、「CIMPHONY Plus」へデータを送信できる機能が追加され、遠隔検査のみならず、クラウドとの連携強化も図っています。

※掲載の画面は開発中のものであり、実際とは異なる場合があります。(CIMPHONY Plus画面のデータ出典元:株式会社平野組)

〔公式ページ〕
福井コンピュータ:構造物計測や遠隔臨場支援機能を強化した現場計測アプリ「FIELD-TERRACE(フィールドテラス)」の最新版を2021年8月24日(火)リリース

※掲載テキストは発表情報の全文または一部抜粋です。元となるプレスリリースは発表元による発表当時のものであり、最新情報とは異なる場合があります。※詳細情報は公式ページをご参照ください