発表日：2020年9月24日
発表者：山善
表　題：北米における工作機械販売事業等を強化
～戦略開発拠点のショールーム・物流倉庫の拡充により、顧客満足度の向上と物流の効率化を実現～

　株式会社山善（大阪本社：大阪市西区／代表取締役社長：長尾雄次）のアメリカ現地法人 YAMAZEN INC.は、シカゴ本社の新社屋を8月下旬に竣工、10月1日より稼動開始いたします。今回の社屋新設及び移転に伴い、ショールームを大型化し、ターンキー能力を大幅に強化すると共に、物流倉庫を拡充して北米の戦略開発拠点としての役割をさらに強め、北米市場における工作機械・切削工具や精密測定機器など各種機工商品、プラスチック射出成形機を含めた生産財全般の販売事業と、当社の得意とするアフターサービスを含めた技術サポート力の強化を図ってまいります。

■独自のロボットセルシステムの開発・販売の推進、さらにターンキー能力との組み合わせも

　YAMAZEN INC.並びにPLUSTECH INC. のシカゴ本社は、自動化対応を目的としたオートメーション部門を組織化し、エンジニアリング機能をさらに強化させております。今回の本社社屋並びに本社機能の移転・設備の拡充をフル活用し、主力販売先（自動車部品関連、電子機器関連、医療機器関連、航空機関連、エネルギー関連などの業界）への自動化提案はもちろんのこと、ユーザーニーズに対応した独自のロボットセルシステムの開発・販売も推進してまいります。従来はオペレーターによって行われていた加工ワークの着脱や、冶具の組み付け等の自動化は今や当たり前の時代であり、YAMAZEN INC.の持つ高度なターンキー能力と組み合わせた魅力的な商材に仕上げ、お客様へ提供してまいります。

■ショールームと物流倉庫の拡充で、顧客満足度の向上と物流の効率化を実現
　そして、新社屋に常設される1,200㎡の大型展示場には、最先端技術を駆使した日本製工作機械や超精密射出成型機などを20台以上常時展示し、各種デモンストレーションを通じて顧客満足度の高いソリューション提案へと繋げてまいります。また、併設される物流倉庫は延床面積5,400㎡を有し、最新のＷＭＳ（Warehouse Management System：倉庫管理システム）を導入し、物流の効率化を図るとともに、北米の物流の中心拠点として機能させてまいります。立地は日系企業集積地域の一角に位置し、米国を東西に結ぶ5,000kmの州間高速道路（インターステイト）90号線沿いにあり、オヘア国際空港（イリノイ州シカゴ）から北北西へ約20kmとアクセスにも大変優れております。

■YAMAZEN INC.は創立53周年、北米でのさらなる業容拡大を目指す
　現地法人創立53周年を迎えたYAMAZEN INC.は、今回の本社機能の移転・拡充を重要なマイルストーンと捉え、山善創業の精神であります「切拓く」を日米全社員が共有し、北米でのさらなる業容拡大を目指してまいります。

〔公式ページ〕　
▷北米における工作機械販売事業等を強化
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