カナディアン・ソーラーは『カナダ建国記念日』の７月１日に合わせ全世界同時ウェビナーを実施。次世代太陽電池シリーズの投入を発表した。


　新製品は、変換効率で世界記録を有する同社独自セル技術と最先端のモジュール設計を組み合わせて開発したもの。


　出力と変換効率を最大化するシリーズ５『HiKu5』『BiHiKu5』は最大500Wの出力を実現した高出力モデル。LeTIDを業界標準より50%低く抑え、平準化コスト（LCOE）を最大4.0%削減する。シリーズ６『HiKu6』『BiHiKu6』は革新的セル技術・設計で業界最高クラス590Wを達成。最大21.3％のモジュール変換効率を実現した。標準的な単結晶モジュール（405W）と比較し、製品寿命全体で発電量が最大2.7%増加、BOS（周辺機器）コストを最大5.6%削減すると試算している。


　このほかウェビナーでは荷重制限のある工場・倉庫などに向け軽量モジュール『KuLite』が紹介された。高まる自家消費ニーズに対応していく。


　ショーン・クー会長兼CEOは今後も「より多くの太陽光エネルギーを、より高いコストパフォーマンスで提供できる最先端技術を開発し続けていく」とコメントしていた。

〔参照〕
▷カナディアン・ソーラー、HiKu・BiHiKu・HiDMの製品ポートフォリオに新たな太陽電池モジュールの追加を発表

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