パナソニックホームズは6月25日より、業界初となるHEPAフィルター搭載の全館空調システム『エアロハス』を、賃貸併用住宅の自宅部分に実現する『エアロハスM』の展開を開始した。今回の追加投入により、低層住宅から多層階住宅まで全館空調システムの提案をより一層加速させ、全体で2020年度約930棟の受注を目指す。



　同システムは、0.3㎛の微粒子を99.97％除去するHEPAフィルターを搭載した「空調ユニット」と、屋外の空気を給気する際に外気汚れの侵入を防ぐ「給気清浄フィルターユニット」、湿気の侵入や換気による熱ロスを抑える「熱交換気ユニット」を組み合わせたもの。

　部屋単位で個別にエアコンを設置する場合と異なり、夏冬を問わず、各部屋を心地よい室温に保つことが可能。また、各室の温度センサーの情報を元に、室温の変化に合わせて、VAV（風量調節）ダンパーを自動制御することで、居室だけでなく玄関や廊下など、家じゅうの温度差が少ない「温度バリアフリー」を実現できるとした。

〔参照〕
▷パナソニックホームズ：業界初 HEPAフィルター搭載の全館空調を賃貸併用の自宅にも実現！ 換気・空調システム『エアロハスM』を6月25日より展開 ～温度バリアフリーで熱中症も怖くない。「新しい生活様式」でも安心～

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