一般財団法人ハトマーク支援機構とリコーは５月１１日、47都道府県宅地建物取引業協会（宅建協会）加盟会員事業者の事業支援を強化するため、バーチャルツアー作成サービス「THETA 360.biz」の提供で提携した。

　ハトマーク支援機構は、不動産業界全体の社会的信頼の向上、地域社会や生活者と不動産業者の密接な関係作りを目標に掲げ、全国の宅建協会会員への支援を行っている。一方、リコーは360°カメラ「RICOH THETA」で撮影した物件の写真とインターネットに接続されたパソコンまたはスマートフォンがあればすぐにでも利用可能なバーチャルツアー制作サービスを提供してきた。
　
　現在、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、物件に顧客を案内できない不動産事業者から同サービスに関するお問い合わせが急増。4月は3月の約10倍のペースだとする。全国の不動産事業者への支援となることから業務提携に至った。

〔参照〕
▷リコー

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