交通・モビリティ

地域型MaaS実証に協力する先進的パイロット地域公募

地域型MaaS実証に協力する先進的パイロット地域公募

 経済産業省と国土交通省は4月22日、MaaS実証実験に協力する地域の公募を開始した。公募期間は6月1日まで、説明会は5月12日に開催する。

 両省では新しいモビリティサービスを通じた移動課題の解決及び地域活性化に挑戦する地域や企業を応援するプロジェクトとして『スマートモビリティチャレンジ』を立ち上げ実証実験等の支援を行ってきた。今回この取組の中で事務局が委託する『地域新MaaS創出推進事業』として、実証実験の企画、準備、実施を行う地域を募集する。

 実験を通して新しいモビリティサービスの事業向上・社会的受容性向上のポイント、地域経済への影響、制度的課題等を整理していく。対象は官民が連携して新しいモビリティサービスの実装を目指すプロジェクトを推進する団体で、1地域あたり1,000~3,000万円を外注費として事務局が支出するとしている。



 19年度の取組で見えた課題を踏まえ今年度は①物流、介護送迎との連携など他の移動との重ねがけによる効率化、②移動販売車や診療者などサービスのモビリティ化、③自利用者いインセンティブを付与することで需要側の変容を促す仕掛けづくり、④観光や不動産など、異業種との連携による収益活用、付加価値の創出、⑤人や物流の見える化を行いモビリティ関連データを取得し交通、都市政策との連携の、5つのテーマをる。併せて複数の交通事業者感や自治体観のデータ連携に関するプロジェクトや自動運転車を活用するプロジェクトも募集するとした。

〔参照〕
新しい地域MaaS創出を推進!今年度もスマートモビリティチャレンジを牽引する先進パイロット地域を公募します