インフラ

四国電力送配電、電力スマメを活用した遠隔検針開始

2020/4/6 16:00

四国電力送配電、電力スマメを活用した遠隔検針開始

2020/4/6 16:00

 四国電力送配電は4月6日、四国エリアで電力スマートメーターを活用したIoT通信サービスを開始することを発表した。



 同サービスはガス、水道メーターなどに無線通信端末を接続し、ガス・水道事業者へ検針値等の情報を提供するもの。通信には同社が保有するスマートメーター用通信システムを介する。これにより事業者は、検針値やガス漏れ・漏水警報等の遠隔取得とLPガスボンベの残量把握、メーター開閉栓等の遠隔操作ができる。検針・保安業務の効率化・高度化を実現するとした。

 これまで同社はLPガス事業者の四国ガス燃料とスタン、水道事業者の香川県広域水道企業団とともに、電力スマートメーターを活用した電気・ガス・水道の共同検針に関する実証試験を実施してきた。この実証実験で得られた知見と技術を踏まえ、サービス開始に至ったとしている。

〔参照〕
電力スマートメーターを活用した「IoT向け通信回線サービス」の開始について ~ 送配電ネットワークを活用して新たな価値を創造します ~