日本触媒は2月13日、全固体ポリマー電池用電解質膜の高性能化に成功した。
ポリマー電解質を用いた全固体電池は、有機溶媒を用いず高温で安定なことから長寿命、高安全性などの特徴がある。一方で、ポリマー電解質はリチウムイオンの伝導性に乏しいことから、電池温度を50℃以上に加温する必要があるという。
今回開発した新規電解質膜は、室温でも高いリチウム伝導性を有することから、電池の作動温度を室温近くまで下げることが可能になり、全固体ポリマー電池の新しい用途展開が期待できるとしている。
〔参照〕
▷全固体ポリマー電池用電解質膜の高性能化に成功
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