KDDI総合研究所は1月27日、生体情報を中心とした個人向けIoTサービス基盤の開発、実証について発表した。
同基盤はパーソナルデータの流通とプライバシー保護の両立を目指した2つの技術から構成される。1つ目は個人ユーザーがポータルサイト利用時に対象情報や提供先設定などデータ提供同意の可否を一元的に設定する。その設定に基づきサービスや事業者への転送を制御、管理する機能を備えるシステム。2つ目はIoTデバイスから得られる生体情報や車両情報等のデータを1つ目のシステムからの制御に基づきセキュアに転送するもの。
同社は17年度から研究開発に取り組み、18年10月に立ち上げた協議会で実証実験を行ってきた。実験参加者の多くは同システムでのデータ提供に対し「複数サービスに対して一元的に設定できる」「自分のデータがどこにいったのか確認できる」などポジティブであったという。
〔参照〕
▷生体情報を中心とした個人向けIoTサービス基盤を開発
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