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橋本総業:東雲みらいフェア開催

橋本総業:東雲みらいフェア開催

 管材系老舗大手商社の橋本総業(橋本政昭社長)は12月1日、次代の住まいを体感できる同社ショールーム「みらいエコリフォームセンター」にて、取引先・販売店等を対象とした「東雲みらいフェア」及び「みらいリモデルサポーター(MRS)会」を開催。働き方改革、IoTといったテーマでリニューアルした施設の展示見学会や各種セミナーで市場拡大に向け情報を共有した。

 同社は18年4月より同サポーター会を組織。佐山取締役は「エンドユーザーへの安心提供、メーカーから販売、工事、当社を含めた4位一体となった地域密着体制の構築、水回り商材だけでなく建材まで含めたトータルリフォーム提案で需要喚起に繋げたい」と説明。既に販売・工事店等合わせて400社程度の加盟となっているが「まずは会員数500社を目指しネットワークを広げていきたい」と意気込む。

 加盟すれば拡販キャンペーン、独自に提供する設備商品全般を対象とした『みらい延長保証』、ベターライフリフォーム(BLR)入会補助などの恩典。同社が推進する営業・現場管理ツール『イエプロ』『アンドパッド』の活用サポートが受けられる。前者はパソコンやタブレットでリフォームの打ち合わせ・プラン作成・見積書作成等を「1分で完結する」というシミュレーター。後者は施工の段取り、工程から報告書までを一括管理する施工アプリ。それぞれペーパーレス、デジタル化することで販売・営業・工事までを円滑化させるもの。

 セミナーでは開発を手がけるリフィード、オクトの担当者がシステムの概要や使用方法を解説。TOTOからはシステムバスルーム『シンラ』等の新商品説明が行われ、拡販に向けたノウハウが伝授された。

 橋本社長は「世界的に3次元設計が主流となりつつあることから建築に対する知見を深めていかなければならない。このセンターは配送機能だけでなく施工・研修・イベントなどが行えるショールーム。皆様のアイデアを取り入れながら進化させていきたい」と今後も情報発信・共有の場を設けていくことで業界活性を図る旨を話していた。

※本記事は次代住宅専門誌 『月刊スマートハウス』 No.47に掲載したものより抜粋しています。