空調・換気

ダイキン工業:エアコン連動型見守りアプリを開発

2020/5/15 13:00

ダイキン工業:エアコン連動型見守りアプリを開発

2020/5/15 13:00

 ダイキン工業は5月15日、人の生体情報から解析した在室状況や就寝・起床状況を離れた場所からスマートフォンで確認でき、状況に応じてエアコンを自動制御できるルームエアコン連動型見守りシステムを発売した。

 新システム『Daikin Support Life(ダイキンサポートライフ)』は、専用アプリを介して屋内に設置した最大10台のセンサーから対象者の在室の有無や就寝・起床の状況を確認できるというもの。約10分ごとに最新状況へ更新がかかるほか、1週間の生活リズムや、最大1か月分を時系列で確認できる。



 これらは同社の2018年モデル以降の壁掛形ルームエアコンと連携が可能で、在室中に室温上昇を感知した際は自動で冷房運転を始める「高温防止運転機能」を搭載。加えて、就寝を検知すると睡眠に適した運転に自動で切り換える「おやすみ制御機能」も搭載した。

 同社によると、近年自立した生活や、他人に迷惑をかけたくないなどの理由から住み慣れた家で一人暮らしをする単身高齢者が増加傾向にあるという。単身生活による生活リズムの乱れや屋内での熱中症などにより体調を崩すリスクが高まる中、離れて暮らす親の様子を過度に監視することなく確認できる、適度な見守り方への関心が高まっていることからサービス開発に至ったとする。

〔参考URL〕
ダイキン工業:離れて暮らす家族を見守り、生活リズムの維持や暑さ対策で健康な生活をサポート ルームエアコン連動型見守りシステム『Daikin Support Life(ダイキンサポートライフ)』新発売

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