東京大学の研究グループは2月21日、二次電池の高容量化を可能とする加圧電解プレドープ技術の開発に成功した。
同技術を活用すると、不可逆容量の原因である負極活物質の固体電解質界面層形成を電池の組み立て前に行うことができるため、従来の黒鉛負極で最大10%程度、シリコン含有負極で最大20%程度容量が増大するという。容量増加の割合はプレドープ時間に依存するが、加圧することで実用的な速度での高容量化が可能となった。また、加圧下での電解反応によって高品質の固体電解質界面層が形成されるため、充放電サイクル寿命も長くなるとしている。
〔参照〕
▷二次電池の高容量化を可能とする加圧電解プレドープ技術の開発に成功
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