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【News Release】第一生命保険:金融機関初となる環境省モデル事業に認定されたオフサイトコーポレート PPA の開始

2021/9/24 18:00

【News Release】第一生命保険:金融機関初となる環境省モデル事業に認定されたオフサイトコーポレート PPA の開始

2021/9/24 18:00

発表日:9月24日
発表元:第一生命保険
表 題:金融機関初となる環境省モデル事業に認定されたオフサイトコーポレート PPA の開始

 第一生命保険株式会社(代表取締役社長:稲垣 精二、以下「当社」)は、国際的なイニシアティブ「RE100(Renewable Energy 100%)※1」への加盟などを通じ、保有不動産における消費電力の再生可能エネルギー化を推進しています。2021 年3月には、「2023 年度までに RE100 を達成する(特に当社が外部賃貸する物件は 2021 年度中の達成)」方針※2を策定し、取組みを強化しています。

 今般、RE100 達成に向けた取組みの一環として、本邦金融機関として初となるオフサイト形式(自社保有施設以外で発電する形式)のコーポレート PPA(Power Purchase Agreement)のサービス契約を、株式会社クリーンエナジーコネクト(代表取締役社長:内田 鉄平、以下「クリーンエナジーコネクト」)と締結しました。本取組みは 、環境省の「令和3年度オフサイトコーポレート PPA による太陽光発電供給モデル創出事業」にも認定されています。

 オフサイトコーポレート PPA とは、電力需要施設と離れた土地に太陽光発電設備を設置し、発電した電気を環境価値と共に電力需要施設に送るというスキームを活用した電力調達の方法です。本取組みでは、クリーンエナジーコネクトが当社専用の太陽光発電所(全国 22 カ所)を設置し、小売電気事業者(オリックス株式会社)を介して、当社の所有するビルに新規に創出された再エネ電力を供給する仕組みとなっています。当社は本契約によ り、2022 年2月から約 20 年間にわたる電力供給を受ける想定であり、長期安定的な再生可能エネルギーの確保を企図しています。

 また、クリーンエナジーコネクトは、株式会社環境エネルギー投資が管理運営するベンチャーファンドから出資を受けています。当社は ESG 投資の一環であるインパクト投資として、環境エネルギー投資の組成するベンチャーファンドに 10 億円の投資※3を実施しており、投資を通じた取組みの後押しも行っています。

※1 事業活動で消費する電力を 100%再生可能エネルギーで調達することを目標とする国際的イニシアティブ。当社は 2019 年8月に加盟。
※2 2023 年度までの 100%再生可能エネルギー化(RE100)達成方針を策定~投融資先太陽光発電所からの環境価値取得により本社ビルの実質再エネ化も実現~
※3 【インパクト投資】株式会社環境エネルギー投資の組成するベンチャーファンドへの投資~環境・エネルギー分野に特化した日本で唯一の独立系ベンチャーキャピタル~

 本取組みに加えて、オンサイト形式(自社保有施設で発電する形式)のコーポレート PPA に関する基本合意をリニューアブル・ジャパン株式会社4(代表取締役社長:眞邉 勝仁、以下「リニューアブル・ジャパン」)と締結しました。全国にある営業オフィスの中から優先順位を付け、関東エリアの 16 物件から導入検討を開始します。

 オンサイトコーポレート PPA とは、発電事業者が電力需要施設に太陽光発電設備を設置し、発電した電気を電力需要施設にて消費するという自家消費スキームの電力購入契約です。本契約では、当社営業拠点の屋上にリニューアブル・ジャパンが太陽光設備を設置し、発電した電気を当社営業拠点にて消費する計画です。

 当社は、今後も追加性のある再生可能エネルギーを積極的に調達することで、再生可能エネルギー市場の発展に寄与すると共に、持続可能な社会の実現に向けて取り組んで参ります。

〔公式ページ〕
第一生命保険:金融機関初となる環境省モデル事業に認定されたオフサイトコーポレート PPA の開始
※掲載テキストは発表情報の全文または一部抜粋です。元となるプレスリリースは発表元による発表当時のものであり、最新情報とは異なる場合があります。※詳細情報は公式ページをご参照ください