発表日：9月22日
発表元：関西電力
表　題：株式会社ゼロボードとの協業開始について

　当社は、ゼロカーボン社会の実現に向け、株式会社ゼロボード（以下、ゼロボード社）と協業することについて、本日、基本合意しました。

　世界的なゼロカーボン化の流れを受け、企業にはＣＯ２排出量を削減する取組みが求められていますが、そのためには、まず、自社の事業活動に伴うＣＯ２排出量を把握し、その上で、削減に資する具体的な取組みを検討・実施することになります。
　一方、事業活動に伴うＣＯ２排出量を把握する作業は非常に煩雑であり、当該作業に一定の資源やノウハウを要することが、多くの企業にとって課題となっています。

　当社は、そのような課題を解決するために、事業活動に伴うＣＯ２排出量が算出可能な法人向けのクラウドサービス（「zeroboard」※）を開発しているゼロボード社と協業し、以下のことに取り組みます。

・サービス利用者向けの取組みとして、電力・ガスの使用量データを当社から zeroboard に連携し、ＣＯ２排出量の算出作業を簡便化
・さらに、zeroboard 上で当社のソリューションを採用した際のＣＯ２削減シミュレーションができる機能の追加を検討するなど、サービスを高度化

　当社は本協業を通じて、サービス・プロバイダーへの転換を着実に進めるとともに、ゼロカーボン社会の実現に貢献するなど、引き続き、お客さまと社会のお役に立ち続けてまいります。

※温室効果ガス排出に関する世界標準である「ＧＨＧプロトコル」に沿って、クラウド上でサプライチェーン全体のＣＯ２排出量を算定する法人向けサービス。同標準では事業者（サービス利用者）による直接排出［スコープ１］、事業者が供給を受けた電気や熱の使用に伴う間接排出［スコープ２］、原材料の調達や商品の輸送などの間接排出［スコープ３］に整理する。zeroboard では、必要事項を入力または設定するだけで排出量を算出・可視化し、削減管理ができるサービスを提供。

ゼロボード社との協業の概要について
１．期 間
　２０２１年９月２２日～

２．協業の内容
・zeroboard の機能開発・高度化
・zeroboard の利用・活用 等

３．各社の役割
　ゼロボード社
　・Co2 排出量可視化 SaaS「zeroboard」の開発・提供・運用

　関西電力
　・Co2 排出量削減施策の開発・提供・運用
　・エネルギー事業者としての知見・ノウハウを活かしたゼロボード社の役割の補完

〔公式ページ〕
▷関西電力：株式会社ゼロボードとの協業開始について
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