埼玉工業大学は3月11日、太陽光発電とレドックスフロー電池を連動させた電力需給システムの実証実験を開始する。
実験では同大学ものづくり研究センターに新設したバナジウム系「レドックスフロー電池」と太陽光パネルを連動する電力需給システムを構築する。太陽光発電で得られた電力を館内照明用に給電すると同時に、余った電力をレドックスフロー電池に蓄電する。
館内消費の必要量に対して曇りの日など太陽光発電だけでは足りない場合、レドックスフロー電池から自動的に放電を開始し、太陽光発電の電力と合わせて館内照明に給電できるシステムとして稼働させる。両方の動作に効果的に対応するレドックスフロー電池の充電と放電の利用を可能にした実用的な実証実験を実施していく。
〔参照〕
▷埼玉工業大学、再生エネ用の新型蓄電池を開発太陽光発電とレドックスフロー電池を連動させた電力需給システムの実証実験を開始
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