発表日：2022年5月20日
発表者： 静岡銀行
表　題： 「2030 年度カーボンニュートラル達成」の目標設定および「しずぎんソーラーパーク」を設置

　静岡銀行グループ（頭取 柴田 久）では、このたび、脱炭素社会の実現に向けた取り組みを加速させるため、「2030 年度カーボンニュートラル（※1）達成」の目標を設定しました。
　また、本取り組みの一環として、静岡市に 100%再生可能エネルギーである太陽光発電所「しずぎんソーラーパーク」を新設することとしました。これは、中部電力グループとの「オフサイトコーポレート PPA（※2）」を活用し、追加性（再生可能エネルギーの新たな設備投資を促す効果）を有する再生可能エネルギーを導入するものとなります。
※1：温室効果ガス（GHG）の排出量をネットゼロ（排出量から吸収量と除去量を差し引いた合計をゼロにする）とすること。静岡銀行では、Scope1（直接排出量）と Scope2（間接排出量）を対象とする。
※2：「Power Purchase Agreement（電力購入契約）」の略で、敷地外の遠隔地に設置された発電設備から電力を購入すること。

１．「2030 年度カーボンニュートラル達成」の目標設定について

〇これまで「静岡銀行グループ環境方針」のもと、2030 年度における静岡銀行グループの温室効果ガス排出量削減目標を「2013 年度比 60％の削減」と定めて、環境負荷の低減に努めてきました。

〇今般、地域の脱炭素社会の実現に向けた取り組みを加速させるため、静岡銀行グループにおける温室効果ガス排出量のネットゼロをめざす「2030 年度カーボンニュートラル達成」へと目標を引き上げました。

〇今後は、地域金融機関として迅速にカーボンニュートラルを達成させるとともに、グループの総合金融サービスやコンサルティング業務を通じてお客さまの脱炭素化に向けた取り組みを支援するなど、地域とともに持続可能な社会の実現に積極的に貢献していきます。

２．「しずぎんソーラーパーク」について（2023 年 9 月運用開始）
（１）「オフサイトコーポレート PPA」協定
・締結日／5 月 20 日（金）
・締結者／中部電力ミライズ㈱
（２）年間発電量／約 2,900,000 ｋ Wh/年（パネル出力 1,995 ｋ W）
（３）設置場所／静岡市清水区三保地内
（４）設置者／中部電力㈱
（５）敷地面積／約 23,000 平方メートル
（６）想定 GHG 排出削減量／年間 1,100 トン程度
<ご参考>静岡銀行グループにおける脱炭素化に向けた対応

〇2020 年に気候変動が企業の財務内容に与える影響について適切な情報開示を求める「TCFD 提言」に賛同し、気候変動シナリオ分析を進めるとともに、地域の持続的成長に向けて、グループ一体となって環境などの社会問題に取り組んでいます。

〇2021 年には、「しずぎん本部タワー」ならびに「研修センター」で使用する電力に、再生可能エネルギー由来の GHG 排出量ゼロの電気である「静岡 Green でんき」を導入しており、年間 1,800 トン程度の GHG排出量を削減しています。

〔公式ページ〕
▷静岡銀行：「2030 年度カーボンニュートラル達成」の目標設定および「しずぎんソーラーパーク」を設置

※掲載テキストは発表情報の全文または一部抜粋です。元となるプレスリリースは発表元による発表当時のものであり、最新情報とは異なる場合があります。※詳細情報は公式ページをご参照ください