パナソニックライフソリューションズ社は２月２０日、光害対策型のLED防犯灯と道路灯が国際ダークスカイ協会（以下、IDA）による認証を取得したと発表した。同協会によると国内メーカーで初めてだという。
　
　同認証『星空に優しい照明（Dark Sky Friendly Lighting）』は光害問題に取り組むNPO団体のIDAが認証するもの。グレア（眩しさ）を必要最小限に抑えつつ、星空を見えにくくする上方への光の漏れが一切ないこと（上方光束率0％）、青色光が少ない電球色となる3000K（ケルビン）以下の色温度であることが求められる。

　今回認証された防犯灯と道路灯『IDA認証照明器具』は星の郷として知られている岡山県井原市美星町（びせいちょう）の美星町観光協会からの要望がきっかけで開発が開始された。基準を満たすために一部商品において上方光束率0％、色温度3000K以下となるよう、仕様変更や新規開発を行った。温かみのある光で落ち着きのある景観を演出し、人の暮らしと星空が共存するまちづくりへ貢献していくする。

〔参照〕
▷光害対策型の防犯灯・道路灯が、国内メーカー初「星空に優しい照明」の認証を取得


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岩崎電気、防災用LED停電補償装置 発売
（２０２０年２月４日掲載）

　岩崎電気は１月より、必要最低限のあかりで最大3夜連続点灯を維持する防災用LED停電補償装置「LEDioc ANSEEN (レディオック アンシーン)」を発売した。自然災害や事故による夜間停電時の危険や不安を緩和する。

　これは平常時に商用電源からバッテリーに充電しながら夜間100％点灯し、停電時にはバッテリーにより平常時の約10％の明るさで自動点灯、最大で3夜連続点灯するというもの。新設だけでなく既設の街路灯、道路灯、公園灯の照明ポールにも設置可能。

〔参照〕
▷防災用LED停電補償装置「LEDioc ANSEEN (レディオック アンシーン)」を発売