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【News Release】mui Lab:CES2022にて、スマートホーム体験を穏やかにする「mui プラットフォーム」を発表。さらに「Matter」対応で、ストレスフリーでシームレスなデジタル体験を提供

2022/1/3 18:00

【News Release】mui Lab:CES2022にて、スマートホーム体験を穏やかにする「mui プラットフォーム」を発表。さらに「Matter」対応で、ストレスフリーでシームレスなデジタル体験を提供

2022/1/3 18:00

発表日:1月3日
発表元:mui Lab
表 題:CES2022にて、スマートホーム体験を穏やかにする「mui プラットフォーム」を発表。さらに「Matter」対応で、ストレスフリーでシームレスなデジタル体験を提供

 2度目となるCES 2022 Innovation Awardsを受賞した「muiプラットフォーム」は、Alexaを皮切りにあらゆるスマートホーム体験を穏やかにします。また、「Matter (マター)」対応によって、スマートホーム機器間のシームレスな体験を提供し、テクノロジーを意識せずに大切なことに心を向ける豊かなデジタルライフを可能にします。

 mui Lab, Inc. (本社・京都市、代表取締役・大木和典、以下、当社)は、ラスベガスで2022年1月5日より行われる「CES 2022」(*1) にて、「CES 2022 Innovation Awards (*2) を受賞した、あらゆるIoTデバイスやシステムを穏やかなものにし、生活空間において快適なデジタル情報体験を提供する「muiプラットフォーム」を発表します。

 「無為自然」(作為的でなく自然でありのままの状態)の思想をデザインアプローチに取り入れているmui Labは、テクノロジーの快適性を違和感なく人の暮らしに取り入れることを目指し、天然木を活用したインターフェースと、心の豊かさを重視したユーザー体験を軸に、muiプラットフォームという新たなシステムを開発しました。
 muiプラットフォームは、情報過多を引き起こす可能性のある「ノイズ」をフィルタリングし、ミニマルなディスプレイに適したデータのみを、特許を持つmui Lab独自のUXデザイン技術と手法で作成したインターフェイスを通じて提供します。さらに、 muiプラットフォームは、2022年6月から一般公開予定のMatter(マター)対応のデバイスであれば、どれにも連携可能となります。このmuiプラットフォームを活用し、現在、世界の企業と連携を始めています。

CES2022では、以下の協業プロジェクトの一部をご紹介します。
・Amazon Alexaとの連携によって、シームレスでストレスフリーな体験を提供
 「mui ボード」と連携したAlexaを通じて、ユーザーは、天気の確認、タイマーの使用、アラームのセットなどをハンズフリーで依頼することができます。 例えば、「Alexa、mui ボードに5分のタイマーをセットするように頼んで。」と言うと、muiボードは自動的に5分を表す曲線を描き始めます。これによって、ユーザーは視覚的に時間の経過を把握することができ、タイマーの始まりと終了点のみの認知に比べて、判断や行動の選択肢が広がります。また、自然素材に触れるという感覚が穏やかな心の状態を作る上に、音声とタッチのインタラクションをシームレスに操作でき、ストレスフリーな体験を提供します。

 mui Labは、スタートアッププログラム、事業開発、技術サポートを通じて創業者を支援するプログラム「Alexa Startups」に選ばれた企業の1つです。

 Alexaスタートアップの責任者であるリズ・マイヤーズは、 「未来のテクノロジーは、必要なときにはそこにいて、必要でないときには背景に消えていくようなアンビエント・インテリジェンスを有していると考えています。我々は、音声のパワーとパーパスフルなデザイン(目的に適した設計)を融合させるmui Labのビジョンに感銘を受けましたし、今後のmui Labに期待をしています。 Alexaに内蔵されたmuiボードが、どのようにお客様の心を豊かにし、より多くのことを成し遂げる手助けをできるか、楽しみにしています。」と話しています。

*アンビエント・インテリジェンス:環境知能(生活や仕事の環境の中に、人間の活動に適応していく機能を持たせようとする情報技術)

・SAPとの協業でアンケートシステムを開発、手書きメッセージが思慮深いフィードバックを提供
 SAPとのコラボレーションで、Experience Managementシステム「Qualtrics」と統合する、新しいアンケートシステムを構築しました。muiボードを活用した手書き文字の認識技術を使用することで、ユーザーが自分の手を使ってメッセージを書くという体験によって、より思慮深いフィードバックを得られ、顧客や従業員との深い関係性の構築を期待できます。 mui Labは、muiボードを使ったアンケートシステムのUI・UXのデザイン、muiボードとQualtricsのクラウドをリンクさせるAPI接続の実装を提供しました。

・時を超えて家族の絆を深める家【muihaus.】
 家づくり体験を通じて「自分らしい暮らし」を提案するJIBUN HAUS.とmui Labの協業で、時を超えて家族の絆を深める家「muihaus.」を共同開発し、2021年12月20日より提供を開始。「muihaus.」を象徴するのは、家族の軌跡を紡ぐ「柱の記憶」です。「柱の記憶」は、家族が書き込んだ落書きや子どもの身長などをデジタル柱に記録し、いつでも思い出として引き出すことができるmui Labのプロダクトで、時と共に次第に愛着を持てる大黒柱のような存在になることが期待されます。人の生活や自然と調和したテクノロジーを活用し、家族との時を紡ぐ家が「muihaus.」です。家族同士の繋がりや、外の自然との繋がりをおだやかに感じられる間取りにより、そこで暮らす人同士が互いの存在や繋がりを感じられる暮らしを実現します。また、自然と街に溶け込み、暮らしと家がその街の景色の一部となることも意識してデザインされています。

■muiプラットフォームとは
 「mui プラットフォーム」は、あらゆるIoTデバイスやシステムを穏やかなものにし、生活空間において柔らかで温かいデジタル情報体験を提供するプラットフォームです。現代のデバイスは、情報過多の代名詞となっており、ユーザーはスマートスクリーンを前に不自然に縮こまることを余儀なくされています。私たちは、mui Lab独自の技術と設計手法により、ディスプレイ、スピーカー、クラウドシステムなど様々なデジタルプロダクトを心地良く快適に使える製品に変えます。そこには、muiの世界観を実現するための独自のIoTクラウドシステムと、従来のタッチパネルに代わるIP特許を保有する天然木のタッチディスプレイインターフェースが含まれます。ユーザーはテクノロジー感を意識することなく、必要な情報のみを無理なく受け取ることができるため、家族や大切な人との関係性を深めることに貢献できます。私たちは、木などの自然素材をインターフェースに活用することで、人のナチュラルな行動形態を促し、さらに家庭の生活空間に自然に溶け込むことで、一見冷たいテクノロジーが人の心に自然と受け入れられ、人々がこれまで以上に人間らしく暮らせるような世界を実現します。

■世界共通のスマートホーム標準規格の「Matter」に対応
 mui Labは、2022年6月に一般公開予定である、スマートホーム製品間の互換性を高めるための世界共通のスマートホーム標準規格「Matter」に参加したことを発表します。 Matterへの加入によって、muiプロダクトやmuiプラットフォームは、各社が提供する多様なスマートホームデバイス間で共通のアプリケーションやデータモデル、クラウドサービスなどを通じて相互に通信することを可能にし、安全で信頼性が高くシームレスな体験を得ることが可能となります。この規格には、Amazon、Apple、Googleなどグローバル企業が200社以上参加しており、将来のスタンダードとなることが期待されています。Matterの対象となるのは、電球、コンセント、サーモスタット、ドアロック、セキュリティシステム、テレビ、アクセスポイントなどです。Matterは、IoT規格を牽引するグローバルワーキングチームのConnectivity Standards Alliance(CSA)によって運用されています。

■ mui Lab 代表取締役 大木和典のコメント
 「私たちが考える未来のテクノロジーは、人間の行動や環境に自然にフィットするものです。ユーザーは、デバイスの要求に合わせて自分の習慣を変える必要はありません。テクノロジーが人間らしさを包含すれば、ユーザーをより幸せにすることでしょう。私たちの『muiプラットフォーム』は、まさにそのために設計されたものです。
 また、Matterに対応することで、世の中の多くのデバイスに穏やかでシームレスな体験をもたらすようになるでしょう。CES UnveiledとCES 2022にて、Alexa連携のmuiボードをデモし、お客様がこれまでに経験したことのない方法で生活の質を向上させることができることをお見せしたいと思います。」 

〔公式ページ〕
mui Lab
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