提携

河村電器産業、次世代インフラ開発で資本提携

河村電器産業、次世代インフラ開発で資本提携

 河村電器産業は2月4日、ヘッドスプリングが実施する第三者割当増資を引き受け、次世代電力インフラ事業開発に向けた資本業務提携に合意した。電気自動車や蓄電池に関連した電力インフラソリューションの共同開発を推進していく。


 
 具体的な検討事例として、電気自動車への充電ソリューション、夜間電力の有効活用や太陽光発電の余剰エネルギーを蓄積できる蓄電池システム、電力系統の安定化などに向けたVPPソリューション、地震や台風などの災害に伴う停電時に電気を利用できる非常用電源システムを挙げている。

 ヘッドスプリング社は14年設立のパワーエレクトロニクスメーカー。蓄電システム用電力変換器及び電気自動車向け製品の開発を手掛けている。創業100年を超える河村電器産業は分電盤やキュービクルなどを中心に受配電機器の開発・製造を行う老舗企業。資本・業務提携することで電気を「賢く変換し」「賢く貯めて」「賢く使う」といった電力インフラニーズに応え事業領域を拡大していくとしている。

〔参照〕
ヘッドスプリングと資本業務提携に合意