発表日:10月20日
発表元:MCリテールエナジー
表 題:お客さまリソースを活用した需給調整市場への参入(応札)開始
MCリテールエナジー株式会社(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木慎一郎)は、親会社である三菱商事株式会社の協業パートナーが保有する発電設備を活用し、共同で2021年10月10日より需給調整市場(三次調整力②)※1への参入(応札)を開始いたしました。
当社はアグリゲーションコーディネーター※2の役割を担い、 三菱商事株式会社は、リソースアグリゲーター※3の役割を担います
※1 一般送配電事業者が電力供給区域の需給バランス調整を行うために必要となる調整力を取引する市場。その中でも三次調整力②は再生可能エネルギーの予測誤差に対応するもの。
※2 リソースアグリゲーターから提供された調整力を束ね、一般送配電事業者や小売電気事業者と直接電力取引を行う事業者。
※3 需要家と調整力の提供に関する契約を締結し、調整力が必要な時に提供依頼を行う事業者。
当社は、「ローソン店舗を活用した電力小売バーチャルパワープラント(VPP)事業への参入について」(2018年10月30日公表)でお知らせしたとおり、バーチャルパワープラント※4(以下、「VPP」)事業への参入以降、調整力公募(電源Ⅰ´)の運用や電力需要予測システムの開発等をとおしてVPP事業に関する技術やノウハウを蓄積してきました。
また現在では、小売電気事業者かつアグリゲーションコーディネーターである強みを活かした経済DR(インバランスリスクヘッジ※5や電力料金削減)など包括的な取り組みを推進しています。
これらの取り組みに加え需給調整市場(三次調整力②)へ参入することで、お客さまからお預かりしたリソース※6の特性を最適化し、お客さまのメリットを最大化する運用を行ってまいります。
さらに今後、当社はリソースの活用範囲を拡充すべく、容量市場※7への参入や、ディマンドリスポンス※8契約等の検討を進めるとともに、取り扱いリソースを産業用から民生用の太陽光発電や蓄電池、EV・PHEVなどの電動車まで広げることを目指しております。
これからもリソースのベストミックスによってお客さまのビジネスに貢献できるよう積極的な取り組みを続けてまいります。
※4 分散型エネルギーリソース(DER)の保有者もしくは第三者が、分散型エネルギーリソースや需要家エネルギーリソース(DSRからの逆潮も含む)を制御することで発電所と同等の機能を提供すること。
※5 電力需要量予想と実際の需要量に差異が発生した場合に、需要と供給のバランスが崩れる事から課せられるインバランスコストのヘッジ。
※6 需要家の負荷変動や蓄電池、自家発電設備などのエネルギーリソースを総称したもの。
※7 将来にわたる供給力(発電することができる能力)を確保する市場。
※8 需要家側エネルギーリソースの保有者もしくは第三者が、そのエネルギーリソースを制御することで、電力需要パターンを変化させること。
〔公式ページ〕
▷MCリテールエナジー
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