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【News Release】ゼロボード、長瀬産業:CO2 可視化サービスの展開で業務提携

2021/9/21 18:00

【News Release】ゼロボード、長瀬産業:CO2 可視化サービスの展開で業務提携

2021/9/21 18:00

発表日:9月21日
発表元:ゼロボード、長瀬産業
表 題:CO2 可視化サービスの展開で業務提携

 株式会社ゼロボード(本社:東京都港区、代表取締役社長:渡慶次 道隆、以下「ゼロボード」)と長瀬産業株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:朝倉 研二、以下「長瀬産業」)は、企業の脱炭素経営の支援を目的として、ゼロボードが開発した CO2(二酸化炭素)排出量算出・可視化クラウドサービス「zeroboard」の販売・事業展開に伴う業務提携について合意しました。今後、ゼロボードが「zeroboard」の開発・改良、データベースの管理を行い、長瀬産業は化学品業界を中心に本サービスの販売、顧客ニーズの収集、CO2 排出量削減のソリューションの開発・提供等を行います。
 世界各国が CO2 排出量を全体としてゼロにする「カーボンニュートラル」を掲げるなか、企業は自社の排出のみならず、事業活動に関係するサプライチェーン上の CO2 排出量を把握することが求められています。一方で、自社の CO2 排出量に関しては多拠点からのデータ収集の作業負担や専用のソリューション導入におけるコスト、サプライチェーン排出量に関しては一次データ(※1)の入手の難しさが企業にとっての課題となっています。
 「zeroboard」は、自社の CO2 排出量算出の効率化だけでなく、サプライチェーン上の CO2 可視化を目的として開発された SaaS 型クラウドサービスです。主な特徴として、サプライチェーン上の企業間で CO2排出量データを API 連携し、共有できる機能を有しています。使いやすいインターフェースや、中小企業でも導入しやすい低価格帯のエントリーモデルも展開することで、作業負担やコスト面などの従来からの課題にも対応しています。
 今後は、長瀬産業がネットワークを有する国内外の化学品業界を中心に「zeroboard」を販売しサービスの普及拡大に努める他、更なる改良・データベースの充実化を目指します。2022 年度以降は、両社共同で、データベースを活用し、CO2 排出量削減のソリューション提供を目的とした企業間マッチングプラットフォームなどの事業展開や、外部環境の変化をとらえた効率のよい環境データ算出方法等の提案に取り組みます。
 本提携により、ゼロボードと長瀬産業は、企業の脱炭素経営のサポートを通じて脱炭素化社会の実現に貢献してまいります。

■CO2 排出量算出・可視化クラウドサービス「zeroboard」の機能と特徴
・ユーザー企業間でのデータ連携機能
・簡単な入力操作のみで GHG プロトコル(※2)に基づく CO2 排出量(Scope1〜3)(※3)の算出
・統合報告書や環境法令に対応するレポーティング機能
・企業規模にあった月額料金設定

 本サービスは、2021 年 9 月 29 日(水)~10 月 1 日(金)に東京ビッグサイトで開催される「第 1 回脱炭素経営 EXPO」(ブース No.1-3)にて出展予定です。
※1:算定を行う事業者が自らの責任で収集するデータ。
※2:(Greenhouse Gas:GHG、温室効果ガス)排出量の算定と報告の国際基準
※3:事業者による CO2 排出量の算定・報告対象範囲の区分(Scope1:自社の事業活動における直接的な CO2 排出、Scope2:他社から供
給された電気、熱・蒸気の使用により発生する間接的な CO2 排出、Scope3:上記以外の事業活動に関わるサプライチェーンの CO2 排出)

〔公式ページ〕
ゼロボード、長瀬産業:CO2 可視化サービスの展開で業務提携
※掲載テキストは発表情報の全文または一部抜粋です。元となるプレスリリースは発表元による発表当時のものであり、最新情報とは異なる場合があります。※詳細情報は公式ページをご参照ください