発表日：9月3日
発表元：四国電力
表　題：電力スマートメーターを活用した水道遠隔検針に係る、香川県広域水道企業団との共同実証試験の開始について

　当社は、送配電ネットワークを活用した新たな価値の創造に取り組んでおり、その一環として、本年４月に、電力スマートメーターを活用した「ＩｏＴ向け通信回線サービス」を開始しました。（３月１６日お知らせ済み）

　同サービスを活用した新たな取り組みとして、香川県広域水道企業団と共同で、水道遠隔検針に係る実証試験を本年９月から開始しますので、お知らせいたします。

　今回の実証試験は、島嶼部等における水道検針業務の効率化効果の検証等を目的として、女木島（高松市女木町）で実施することとしており、水道メーターに無線通信端末を接続し、メーターの指針値や漏水等のアラーム情報の取得に関する検証を行います。
　両者は、これらを通じて遠隔検針における新たな課題を確認・整理するとともに、水道使用量の見える化など利用者のサービス向上に資する検討を実施いたします。

　当社は、引き続き、遠隔検針の導入を支援するとともに当社が保有する送配電ネットワークを活用することで、様々な社会的課題の解決や四国地域における事業者の業務高度化・効率化につながる新たなサービスを提供してまいります。

以 上

＜参考①＞ 実証試験の概要
実施事業者　香川県広域水道企業団および四国電力送配電株式会社
実証場所　女木島（高松市女木町）
実証対象　水道メーター ３０か所
実証開始時期　令和３年９月
実証内容
・現地水道メーターの指針値と遠隔取得した指針値の整合性確認
・漏水等のアラーム情報の遠隔取得
・遠隔検針における新たな課題の確認、整理
・水道使用量の見える化など、利用者のサービス向上に資する検討
（遠隔取得情報の利活用に係る検討）

〔公式ページ〕
▷四国電力：電力スマートメーターを活用した水道遠隔検針に係る、香川県広域水道企業団との共同実証試験の開始について

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