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【News Release】シナネン:非FITによる電力供給が環境省の「オフサイトコーポレートPPAによる太陽光発電供給モデル創出事業」 に採択されました

2021/8/31 16:00

【News Release】シナネン:非FITによる電力供給が環境省の「オフサイトコーポレートPPAによる太陽光発電供給モデル創出事業」 に採択されました

2021/8/31 16:00

発表日:8月31日
発表元:シナネン
表 題:非FITによる電力供給が環境省の「オフサイトコーポレートPPAによる太陽光発電供給モデル創出事業」 に採択されました

 エネルギーソリューションを提供するシナネン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:安田 貴志、以下 シナネン)は、同じシナネンホールディングスグループのシナネンホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:山﨑 正毅、以下 シナネンホールディングス)、シナネンエコワーク株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:神田 勉、以下 シナネンエコワーク)と、事業パートナーである株式会社クリーンエナジーコネクト(本社:東京都品川区、代表取締役:内田 鉄平、以下 クリーンエナジーコネクト)との共同申請によって、環境省の「令和3年度オフサイトコーポレートPPAによる太陽光発電供給モデル事業」の二次公募において、2022年2月から実施する「オフサイトコーポレートPPA」のモデル事業が採択されたことをお知らせいたします。

■採択の経緯:国内の再エネ導入拡大に向けたオフサイトコーポレートPPA事業として評価
 「オフサイトコーポレートPPAによる太陽光発電供給モデル創出事業」は、環境省が実施する「令和3年度二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(PPA活用など再エネ価格低減等を通じた地域の再エネ主力化・レジリエンス強化促進事業)」における補助対象の一つです。長期的かつ低廉な価格の太陽光発電の供給を促進することを目的として、脱炭素化の推進に資するオフサイトコーポレートPPAにて太陽光発電による電力を供給する事業者に対して支援が行われます。

 2050年の脱炭素社会・カーボンニュートラルの実現に向けて、国内においても大手企業を中心に、自社内での使用電力を再生可能エネルギー由来の電力100%にシフトする動きが加速しております。こうした電力ニーズに応えるため、シナネンは今年4月にクリーンエナジーコネクトとの共同で、非FITの太陽光発電所から直接電気を調達し、環境意識の高いお客様に電力と環境価値を供給する「バーチャルコーポレートPPA(Power Purchase Agreement:電力購入契約)」による電力供給スキームを構築しました。
(ご参考:2021年4月5日プレスリリース「クリーンエナジーコネクトとバーチャルコーポレートPPAによるグリーン電力の供給スキームを共同構築」)

 そしてこのたび、2022年2月より、シナネンホールディングスとシナネンエコワークがそれぞれ所有するオフィスビルとリサイクル工場において「オフサイトコーポレートPPA」の事業を行うことになり、本事業が「オフサイトコーポレートPPAによる太陽光発電供給モデル創出事業」として採択されました。

■本事業について:自社グループ内でオフサイトコーポレートPPAを実現
 クリーンエナジーコネクトが設置する非FITの低圧太陽光発電所(合計約270kW)からの生グリーン電力を、小売電気事業者であるシナネンを通じて、シナネンホールディングスとシナネンエコワークに供給いたします。

 今回の供給対象は、シナネンホールディングスが保有する旧本社オフィスビルと、シナネンエコワークが木くずからバイオマス燃料等を製造する環境・リサイクル事業を行う千葉リサイクルセンターの2カ所です。それぞれ用途の違いから、電力使用量のピーク時間帯等が異なります。各所の電力需要を合計し、ピーク時が重ならないよう融通し合うこと等により、太陽光発電設備からの発電量を効率良く消費いたします。また、太陽光発電で賄いきれない部分の電力については、小売電気事業者であるシナネンから再エネ由来のトラッキング付き非化石証書を使用した電力を供給することで、建物全体を実質再生可能エネルギー100%で賄うこととなります。

 今回、非FITの低圧太陽光発電所は、関東圏内に3カ所に分散して設置いたします。天候不順や自然災害によるリスクを分散でき、電力供給開始までのスケジュールも短くて済むことから、安定かつスピーディーに再生可能エネルギー電源の開発・調達を実現いたします。

 シナネンは本事業をロールモデルとして、クリーンエナジーコネクトとの協業により今後はバーチャルコーポレートPPA事業へと拡大し、広く水平展開していく予定です。今後も法人向けエネルギーソリューション企業として、既存のエネルギー事業の拡販に加え、持続可能な脱炭素社会の実現を目指して再生可能エネルギー事業への様々な挑戦を続け、お客様にエネルギーを提供してまいります。

■シナネンの電力販売事業について  
 シナネンホールディングスグループは、1927年に固形燃料の製造・販売会社として創業以来、時代の変化に対応してお客様に快適なエネルギー環境を提供しております。シナネンの電力販売事業では、2018年度より再生可能エネルギー由来、省エネルギー由来の「J-クレジット」や、非化石証書を活用し、環境保護を目的とした「環境配慮型CO2排出係数別メニュー」、トラッキング付き非化石証書を活用し、実質再生可能エネルギー100%の「RE100対応メニュー」を提供してまいりました。また、CO2排出係数については、一般財団法人日本品質保証機構(JQA)による第三者検証を受けており、認定証書の提供をしております。さらなる持続可能な未来の実現へ向け、SDGsの目標15「陸の豊かさも守ろう」の達成も目指し、クリーンなエネルギーを利用いただくことで森の豊かさを守る「シナネンあかりの森プロジェクト」を立ち上げ、本プロジェクトを通じて、地方自治体やNPO法人と連携し、植樹や森林保護活動を行い、豊かな森づくりと地球温暖化防止に取り組んでおります。

〔公式ページ〕
シナネン:非FITによる電力供給が環境省の「オフサイトコーポレートPPAによる太陽光発電供給モデル創出事業」 に採択されました

※掲載テキストは発表情報の全文または一部抜粋です。元となるプレスリリースは発表元による発表当時のものであり、最新情報とは異なる場合があります。※詳細情報は公式ページをご参照ください