断熱・窓

LIXIL:耐熱強化ガラス仕様のビル用サッシ発売

2021/8/3 15:00

LIXIL:耐熱強化ガラス仕様のビル用サッシ発売

2021/8/3 15:00

 LIXILは8月1日、大臣認定防火設備のラインナップを強化すべくビル用アルミサッシのFIX窓(内押縁)に耐熱強化ガラス仕様を追加し、さらに風量調整機構付縦型換気ユニットを刷新し、同時に全国で発売した。



 今回リリースしたビル用アルミサッシ『PRESEA-S』FIX窓(内押縁)は、耐熱強化ガラス仕様で耐風圧性能は4,500Pa、水密性能は最大1,500Paを有する。網目のない耐熱強化ガラスのためクリアな視界を実現した。これにより中高層マンションをはじめ、30階程度の超高層建築や病院、ホテル、オフィス、幼稚園など様々なシーンで活用できるとする。

 自然換気で快適な空間を実現する縦型換気ユニット『シーガルスリット』は大臣認定を取得。コロナ禍で関心が集まる換気のニーズに幅広く対応できるようになった。『シーガルスリット』は耐風圧性能4,500Pa、水密性能最大1,500Paを実現していることに加え、ビル用アルミサッシ『PRO-SE』『PRESEA-S』と連窓可能な枠見込70mm/100mmを防火用・非防火用ともにラインナップ。風量調整機構付きのため強風時でも風の力を利用して風量を適度にコントロールし、突然の雨でも雨水が直接室内に入り込まないように設計している。さらに開く障子をなくすことで、開口部からの物の落下や子どもがぶつかってしまうという心配がなくなり安全面にも配慮している。



〔参照〕
LIXIL:大臣認定防火設備(個別認定品)のラインアップを拡大 ビル用サッシ「PRESEA-S」FIX 窓に、眺望性に優れた “耐熱強化ガラス仕様” を追加 業界初※、縦型換気ユニットで個別認定を取得 「シーガルスリット」を刷新し同時発売