発表日:7月6日
発表元:エル・シィ
表 題:カーボンニュートラル社会の実現には、環境参加型のポイントシステムが必要(第二回)~ポイントシステムと仮想通貨CRCを使う理由
通常、ポイントには有効期限が設定されます。ポイントシステムの運用にはそこそこのコストがかかるため、ポイントの長期ストックには別な仕組みが必要になります。
購買意欲を高めるショッピングポイントとは違い、環境ポイントについては、すぐにぽいんトを使ってもらわなくても良いため、長期のストックが増えると想定しています。
1回目では、カーボンニュートラル、環境問題を解決していくには、国や企業だけの取り組みでは不十分で、地域を超え多くの人が、環境問題に取り組み、活動することが重要。少しの報酬とその貢献記録を提供するポイントシステムは、より多くの人を前向きにさせるとお伝えしました。
今回、仮想通貨CRC(暗号資産)を使う理由(メリット)となります。
環境活動を行って、ポイントをもらう場合、他のショッピングポイントと同様にその場で付与されないと困ります。ポイントを使う場合もすぐに使えないと困ります。瞬時に決済される高速台帳システムが必要です。
ポイントシステムの運用は下図の通りです。
また、ポイントには有効期限が設定されます。長期間のストックには不向きで、ポイントシステムの運用にはそこそこのコストがかかるということです。
購買意欲を高めるショッピングポイントとは違い、環境ポイントについては、ポイントを使ってもらわなくても良いので、長期ストックが増えると想定しています。第一の理由は、長期ストックのため、仮想通貨(暗号資産)にポイントを移してもらいます。ポイント有効期限がなくなります。
第二の理由は、ポイントを景品やチケットに交換、または換金する場合、ポイントシステムで景品やチケット、法定通貨に交換する仕組みを用意すること、我々にとって大きな負担です。景品を管理したり、交換レートを気にしたり、発送したり、業務量の変動に応じた運営には、ノウハウとコストがかかります。取引所や交換所を通じて、その時々の交換レートと手数料で自由に交換してもらうこととしました。
最後に、地域・人・立場・目的の違いを「仮想通貨(暗号資産)」というインタフェースを使って、共通化、統一することにしました。世の中に、仮想通貨・ブロックチェーンの仕組みがあり、使わない理由はない。使い方次第かと考えました。
第三回は「利己的と利他的の両輪をどう取り入れるか」を予定 ※全五回
〔公式ページ〕
▷エル・シィ
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