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【News Release】亀岡電子:「内水氾濫による浸水」や「中小河川等の水位の上昇」をいち早く検知し、LINE通知するとともに、地図上で検知地点を見える化する、安価な浸水検知センサを豊田市が正式導入!!

2021/6/23 18:00

【News Release】亀岡電子:「内水氾濫による浸水」や「中小河川等の水位の上昇」をいち早く検知し、LINE通知するとともに、地図上で検知地点を見える化する、安価な浸水検知センサを豊田市が正式導入!!

2021/6/23 18:00

発表日:6月23日
発表元:亀岡電子
表 題:「内水氾濫による浸水」や「中小河川等の水位の上昇」をいち早く検知し、LINE通知するとともに、地図上で検知地点を見える化する、安価な浸水検知センサを豊田市が正式導入!!

 亀岡電子株式会社(本社:京都府亀岡市、代表取締役:川勝洋、以下亀岡電子)は、任意の場所に設置したセンサが浸水や中小河川等の水位の上昇を検知すると、LINEでお知らせするとともに、地図上で検知地点を見える化する安価なセルラー通信式浸水検知センサ(KAMEKER3)を2021年3月1日に発売しました。内水氾濫による浸水検知や、中小河川等の氾濫前の水位上昇の検知に特化し、LINE通知を行うセンサの発売は国内初となります。※メール通知も可能。

 豊田市では、中小河川等が氾濫する前に、水位の上昇をいち早く近隣住民にお知らせするツールとして2021年6月に正式導入されました。

■展開背景

 平成30年の西日本豪雨、令和元年の台風19号、令和2年の7月豪雨による被害など、毎年のように日本全国で水害が多発しているなか、各自治体では危機管理型水位計や防災カメラの設置が進められています。しかしながら、これらの機器は設置工事費を含めると1基数百万円になるものが多く、主要な河川等限られた場所にのみ設置されているのが現状です。
 亀岡電子が京都府福知山市で実施した市民へのヒアリング調査によると、「大きな河川の水位や、離れた場所の防災カメラ映像を見ても自分事にならず直接避難に繋がらない」「行政から河川水位情報や防災カメラ映像が提供されているが、ホームページを開いてわざわざ見る人は少ない」「もっと身近な場所の浸水情報を直接知らせてくれるようなセンサがあれば欲しい」という声が聞かれました。セルラー通信式浸水検知センサ(KAMEKER3)はそのような市民のニーズに応える形で、河川ではなく冠水しやすい道路や住宅近くの中小河川や水路など、住民にとってより身近な場所の浸水を知らせる「シンプルで安価なツール」として開発されました。


■セルラー通信式浸水検知センサ(KAMEKER3)の特徴
 KAMEKER3は、河川の水位を測るセンサではなく、内水氾濫時に早期に浸水する道路脇や、住宅近くの中小河川や水路に設置することで、住民の避難に直結する「より身近な浸水情報」を提供できる、他には無い特徴を持った商品です。

①シンプルな機能
・浸水を検知したいポイントにセンサを固定するだけ。システムに関する知識や電気的な専門知識は不要。
②低価格
・危機管理型水位計の10分の1程度のコストで導入可。通信費+アプリ利用料などランニングコストも低価格。
③大掛かりな工事が不要
・乾電池式、セルラー通信式なので、電源引込工事、ネットワーク配線工事が不要。
④LINEでアラート通知
・専用アプリではなく、広く普及しているLINEを活用。※メール通知も可能。
⑤浸水情報を地図上で見える化
・浸水している場所が地図上で赤く表示される。
⑥市販の乾電池で2年以上稼働
・市販の単三電池3本、単四電池2本で2年以上稼働します。

■LINE通知と浸水アラートマップについて
・ユーザーがあらかじめ登録しておいたセルラー通信式浸水検知センサ(KAMEKER3)が浸水を検知すると、以下の写真のようにLINEで浸水検知情報を発信します。
※センサの登録は、マップ上から浸水通知を受けたいセンサをタップし、通知ONにするだけの簡単登録。

・LINEメッセージに添付されているURLをクリックすると、「浸水アラートマップ」が開き、浸水している地点が一目で分かります。
※浸水している地点が赤色でマッピングされます。

■購入者専用「センサ管理画面」について
・セルラー通信式浸水検知センサ(KAMEKER3)の購入者は、「センサ管理画面」から、設置しているセンサの詳細設定ができます。
・センサ設置位置情報の変更、センサ名の変更、浸水時のLINE通知メッセージの編集、テスト通知モードへの切替、浸水検知履歴のログデータ出力、任意のLINE通知メッセージの作成と送信、電池残量の確認、etc

■今後の展望
 本製品は、従来の危機管理型水位計や防災カメラ等と競合するものではなく、身近な場所の浸水をLINE通知することによって「より迅速な初動対応に繋げる」という補完的な役割での使用を想定しております。予算の都合で今まで手の届かなかった場所に安価なセンサを設置することによって、少しでも早く浸水を知らせ、人的被害や家財への被害を最小限に抑える一助となることを目指します。2021年度は、開発当初から実証実験を実施してきた京都府福知山市などで正式導入が検討されている他、九州地方など近年水害が多い地域を中心に展開していく計画です。

〔公式ページ〕
亀岡電子

※掲載テキストは発表情報の全文または一部抜粋です。元となるプレスリリースは発表元による発表当時のものであり、最新情報とは異なる場合があります。※詳細情報は公式ページをご参照ください